ホルンは、足を少し拡げて、まっすぐ立って吹くのが自然体ですよね。
ここで、「くの字に曲げたら吹きにくい。」
…しかも格好悪い。
まぁ、実際には椅子に座って吹くのが多いですね。
この場合も、立って吹く場合と…上半身は同じです。
つまり、まっすぐに背筋をのばして…、自然と…ですよ。
でも、…必要以上に、あれこれ意識しないほうがいいかもしれませんね…。
といっても…
間違っても、前にかがんだり反り返ったりとか、それから硬く緊張しないこと。
柔軟に構えましょう。
まぁ…。だいたいこんなことは教則本には書いてはあります。
さらりと…ね。
でも、「吹く姿勢」。
実は、とても大切なことです。
ときどき、チェックすることは必要でしょう。
実は…私には、とても悪い癖があるのです。
めんどうなパッセージを吹くのに… 目の前の譜面を注視するあまり…
知らず知らずのうちに…譜面に近づく…つまり、わずかですが…前傾姿勢になります。
すると、途端に音が不安定になる…ひっくり返りやすくなるわけです。
コントロールが大変です。
ハハッ! ホルンらしいけど (;_:)。。
そんなとき……ハッと気づくと前に傾いているわけです。
重心がずれてしまっているわけですね。
「姿勢でコントロールのしやすさが変わるのです」…とてもシビアですね。
いままでのイメージとしては、
目の前に見えない壁があって、それ以上は前に行けない、
均衡(バランス)が取れていると…
でも、これくらいの壁は…悪い癖には通用しなかったわけです。
そこで…もう少し具体的に、分かりやすいチェックポイントとして
つまり、「座って吹く良い姿勢」を、明文化しました。
私にとって、しっくりくる姿勢を検証しての結果です。
今のところの「ベターな構え」は以下のとおりです。
そのうち、変更あるかもしれませんけど…
<しっくり姿勢。ホルンメモ>
1.浅くなく、しっかりと椅子に座る。
2.背筋を自然にまっすぐ伸ばす。(間違っても前傾姿勢にならないと意識する)
3.両足をしっかりと床につけ、オシリとの3点で(三脚ふうに)重心を置き、しっかり座る。
4.ホルンはヘッドアップせず、むしろ少し下げ目に構える。(左手首あたりに意識を集める)
5.この姿勢から、幾分、上半身を持ち上げる(腹筋を使いやすい位置にする)
…と、こんな感じでしょうか。ちょっと5.は表現が難しいのですが、下っ腹を出さないことですかな。
吹かないときは(休んでいる間は)緩ませていますよ~(^O^)
疲れちゃいますからね!
蛇足ですが、もちろん、ベルは膝にはのせませんよ。
どんなもんでしょう。
→追加メモはこちらです
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