”気ままな…ホルン道楽”

近未来検診(後編)

静かな弦楽奏曲が流れています。
シートにゆったりと座ると、血圧計や心電図装置を取り付けてくれます。
どうもこの部屋はコントロールセンターと連動しているようです。
今頃カプセルはあちこち動きまわり撮影や成分分析をしているのでしょう。
すでに火星にロボット探査機を送り画像や成分分析結果を地球に送信できるのですから、
サイズの問題をクリアした今日では体内探索などたやすいことです。

いつのまにか1時間ほどねむっていたようで、レントゲンもここで撮られてたようです。
そして最後にトイレで検尿。そして肛門までたどり着いていたカプセルをおならプーで回収容器の中へ落とします。
もちろんカプセルは滅菌消毒して再利用するとのこと。
これで検診終了です。

時間のある方は先程のリクライニングシートで休息できます。
手もみ感覚のマッサージ機能もついているのです。
午前中の予約でしたから、12時までに会計を済ませればOKです。
結果は郵送ですが、パスワード入力でメールでの質疑応答や助言をいただけます。

検診を通じて健康自己管理の重要性を再認識できるのは嬉しい限りです。

新興国では未だにベルトコンベア方式の検診が大勢をしめていると聞きます。
新興国民の医療費が膨大に膨らむ要因は、健康自己管理の意識不足との指摘もあります。

ベルトコンベア方式の検診結果で一喜一憂しているようでは…、

「まだまだですね!」

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