今日から2月、一足早く、春を探しにフィールドを巡ってきました。
早春の花、マンサクの花は、すでに咲き始めていました。
マンサクの名前は、『「まず咲く」「 まんずさく」が東北地方で訛ったものともいわれている。(Wikipediaより)』だそうで、当館のフィールドでの春も、まずこのマンサクの花からスタートです。
そして、ミツマタ。
ミツマタは、ようやく蕾が膨らみはじめていました。
開花まで、まだもう少しかかりそうです。
牧草地に出ると、モグラの土塁(穴掘りの痕跡)が点々と・・・・
そういえば、去年の秋、虹の袂に旅立った、愛犬バジルは、このモグラの土塁の匂いを嗅ぐのが大好きでした。
ヤマザクラの枝先には、スカシダワラ(透かし俵)がまだ残っていました。
これは、去年の夏前にこの辺り一帯で大発生した、ヤママユガの一種・クスサン(楠蚕)の蛹の抜け殻です。
昔は、この幼虫(シラガタロウ(白毛太郎))から、釣り糸のテグスを取り出したそうで、なるほど、そのテグス(糸)の丈夫さがが十分に窺えました。
もうすぐ、節分、氷点下10度近くまで下がる日もありますが、フィールドを一巡りして、ゆっくりと近づいてくる春を感じました。
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