」
お客様をお迎えしてウェルカムドリンクをお召し上がりいただく際にお使いいただくテーブル・・・・、
実は、昭和の中頃に使われていた「船トランク」でした。
元々のオーナーさんが、日本から海を渡って海外に出向く際、衣装や最低限の身の回り品を収納するために使われていたのです。
ご覧のとおり、それなりの重さに耐えるキャスター(車輪)付の分厚い板の上に載せて、ローテーブルとして使っています。
これで、移動も楽チン!
ロックの金具を外せば、開閉できます。皮の取っ手付きの大変堅牢な造りです。
中は、ハンガーを掛けられたり、大小の引き出しがあったり・・・・・、
まるで、小さな衣装箪笥のようです(その有様は、また後日ご披露させていただく予定です)。
故に、中身が空っぽでもそれなりに重たいです。
イニシャルの「T.S.」は、元々のオーナーさんのイニシャル。
実は、都会住まいだった頃のお隣さん(外交官を務められていました)が、
昭和の中頃、海外赴任の際に使われていた大切なお仕事必須のツールだったのです。
今は、もう海を渡ることもなくなりましたが、当館にてお客様のチェックイン・チェックアウトの際に
活躍してもらっています。これからも、末長く大切に使おうと思います。
PS:何と言い表してよいのか?名称に迷いました。「昔のスーツケース」、「船旅に使う収納ケース」、
「トランク」・・・。そしてやっと、ぴたりと相応しい名称を見つけました、「船トランク(ship trank)」です。
ブログのタイトルも変更しました。
[2018/2/29:一部手直し・追記]
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