今年の7月に那須街道沿いにオープンした「アルザスの家庭料理のお店*クグロフ」に行ってきました。
フランスのアルザス地方は、フランスの東端に位置するドイツとスイスに接する地方で、そのアルザスを象徴する帽子の形をしたお菓子、「クグロフ」がお店の名前なのでした。
なお、お店のパンフレットで知ったのですが、「クグロフ」は、かのマリーアントワネットもこよなく愛したお菓子でもあったそうです。
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アルザス地方の有名な家庭料理がメニューに並んでいたのですが・・・・・、
・シュークルート(千切りキャベツを白ワインで煮込んだ料理)
・ベッコフ(肉と野菜の煮込み料理)
・タルトフランベ(トマトソースを使わない薄いピザ生地の料理)
このお店を開いたのは、元々マスタードメーカーの会社だということをお店で知り、粒マスタードが大好きな私としては、”秘伝のマスタードソースを使った”という説明に誘われて、「那須鶏のマスタードグリル」をオーダーしてしまいました。
辛味と酸っぱ味を存分に味わえるマスタードソースたっぷりのグリルは、とても満足しました。
そして、ピザのような「タルトフランベ*トラディショナル(ベーコン&タマネギのトッピング」です。
薄塩味で、サクサクっと気軽に食べられました。もう一枚、ペロリといけそうでした。
なお、この「タルトフランベ」は、「トラディショナル」の他に、きのこたっぷりで風味豊かな「森のきのこ」と、デザート風の「りんご」もありました。
デザートは、「本日のおすすめ」の「タルト」をいただきました。
次回は、ぜひ「ベッコフ」と「クグロフ」を食べに伺いたいと思います。
ちなみに、この「ベッコフ」というのは、フランス語で「パン屋のかまど」を意味するそうです。
それは、前の晩に仕込んだ鍋(陶器製の「ベッコフ鍋」)を、翌朝、なじみのパン屋さんに預け、パンを焼いた後の釜の予熱で煮込んでいたという習慣があったそうで・・・、エコクッキングの先走りだったのですね。
寒い冬の日の温かい煮込み料理が楽しみです。
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