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東山道(旧義経街道)を巡る

2010-08-21 23:21:48 | 那須めぐり
奈良・平安時代の頃に、人や物資の往来を取り締まったと言われている「白河の関」から坂道を上りつめると、「追分明神」にたどり着く(舗装路を車ででの話だが)。

ここからが、栃木県那須町。三蔵(さんぞう)川沿いに伊王野に下る途中、義経が鎌倉に向かった当時の伝説にちなんだものが数多くある。

*月夜見山
義経が鎌倉に向かう時、この山にかかった月を仰ぎ見て、行く先の幸を願ったという。案内板があり、場所はわかったが、今は周辺に杉が植林されていて、よくわからなかった(よく見えなかった)。義経が通った頃は、きっと見晴らしが良かったのだろう。
由緒ある場所なのだから、当時の面影を残しておいてほしいと思う。観光客だって訪れるようになるだろうと思う。

*沓石
義経の愛馬の足跡があるといわれている大きな石。馬蹄の形の跡(くぼみ)がある。
なお、「沓石」とい名は、そのままこの石がある集落の名前となって今も残っている。伊王野から白河方面を目指し、那須町では最上部(最後)の集落となる。

(つづく)



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