ライフコーチ:鈴木敦子のメンタルブロック解放セラピー

自分の直感を信じて、自分だけの魅力を見つめ、どうありたいかを感じる!

トラウマの克服 | トラウマから脱出する3つの習慣

2018-07-11 | トラウマの克服 


ラウマを克服する為に重要な事

 

先ず、重要な事は「トラウマは誰にでもある」という事です。

様々な人の心には過去の経験や記憶による、なんらかのトラウマというのがあります。

その過去の出来事が強いか弱いか。重く感じるのか軽く感じるのか又は感じないか? それは思い込みの強さによって変わってきます。

その思いが、強ければ強いほど、過去のトラウマに引き込まれていき、抜け出せなくなっているのです。

「もう自分は立ち直る事が出来ないのでは?」「前はこんなんじゃなかったのに」「自分はトラウマの傷が深いから立ち直れない」 など、苦しい状況が続きます。

毎日、気になるのは「トラウマ」の事ばかり、過去の出来事、ストレスで頭がいっぱいになっている状況です。

この状態は、トラウマという深いトランス状態(催眠様状態)になっているのです。

この深いトランス状態から、ほんの少し自分の思考や目を向ける方向を変えるだけで、自分でトランス状態から目を覚まし抜けだす事ができます。

ここでは、そのトランス状態から抜けだす3つの習慣についてお伝えしていきます。

 

トラウマを克服する思考 その①

目を向ける方向を変える!

 

先ほども言いましたが「トラウマ」に対する思いが強ければ、強いほど、過去の記憶がよみがえり、そちら側に自分の全エネルギーが流れ込んでしまいます。

ですので、目を向ける方向、エネルギーを向ける先の未来の理想や目標、楽しみ、好きな事を見つけ、こちら側に自分の全エネルギーを流していきます。

自分が最もエネルギーを注ぐべき場所はどこなのか、常に意識してください。

エネルギーは臨場感が強い方に流れるので、新しい目標や未来をしっかり描く必要があります。

新しい目標も10日後、1か月後、3か月後といったような身近な目標が理想です。ほんの小さな目標でもいいのです。

その小さな目標に臨場感を持たせるために、10日後の〇月〇日といったように、日にちを決めてください。

そして、その目標が達成されたと仮定し、その時の自分の感情、景色、何が聞こえ、何が見えるのか?という事を細かく書き出し寝る前や、お風呂に入っているリラックスした時に自分の理想をイメージしするようにしてみてください。

リラックスした状態で理想の未来をイメージする事で、潜在意識に新しい理想をアップデートしていきます。

その理想が達成できれば、また次の理想を描いてみてくださいね。

 

トラウマを克服する思考 その②

幸福度について

 

幸福感とは特別なものやお金持ちになるという事ではなく、普通の日常で、どれだけ幸福感を感じる事が出来るか? という事です。

その為に、過去の失ったものばかり数えたり、嫌な体験を繰り返し思い出すより、今、現在あなたにあるもの、本当に大切なものは何かを考えることが重要です。

例えば、大切な家族や仕事、太陽やきれいな花、空気など、普通の生活、時間、それはとても大事なものなのです。

今、置かれている自分の環境で、どれだけの幸せを感じる事ができるか? 

「過去の失ったものに執着するのではなく、本当にあなたにとって大切な物は何なのか」を考えてみることを習慣としてみてください。

 

トラウマを克服する思考 その③

エネルギーの分離から過去を再定義する方法

 

「本当はやりたくないのに、やらないとな~」と思うと幸福度は下がります。これは脳の中で分離がおこっている状態です。

「働いている時はマイナス、それ以外はプラス」という考えも分離している事になります。

①「あの時(過去)は辛かった。でもそこから抜け出して今は楽しい。」⇒分離している状態

②「あの時(過去)は辛かった。でも、それによってこんな学びを得る事ができた。そのお陰で、今は楽しい。」⇒過去が再定義された。

この二つの思考で大きな違いがあります。

①の「あの時(過去)は辛かった。でもそこから抜け出して今は楽しい。」

いつも、こう思っていると過去を思い出す度につらい記憶がよみがえってきます。過去から時間が流れてきてそれにとらわれながら生きていく事になります。

「またあの時の状況に戻ったら不幸になる」とどこかで思っているので自分の幸福度を環境に依存している事になります。

②の「あの時(過去)は辛かった。でも、それによってこんな学びを得る事ができた。そのお陰で、今は楽しい。」

は現在、あるいは未来から見て過去を再定義しているので時間は未来から現在に流れている事になります。

過去を引きずらない為にも、潜在意識の再定義が必要なのです。

この再定義とは過去の体験や記憶から「何を学び、何を得る事できたか」という事です。

今の自分から客観的に過去の自分を見てみてください。(客観的に見る事がポイントです)

そしてその体験から何を学んだか、何を得たかを考えてみてください。

正しい学び:肯定的なもの、未来に向いている、主人公は自分。

間違った学び:否定的、他人のこと、過去に向いている。

学びを得て「あの時(過去)は辛かった。でも、それによってこんな学びを得る事ができた。そのお陰で、今は楽しい。」

と学びを潜在意識に保存してみてください。

 

まとめ

トラウマの克服は急に「はい、今日から克服できますよ!! 」という事ではなく、日々の小さな思考であったり意識を向ける先によって、少しずつトラウマから解放されていくものです。

ですので、焦らず、日々の小さな習慣や思考を少し変えてみてください。

「そういえば!」とある日、トラウマから解放されている自分に気付く事でしょう。

焦らず、時間の流れに身を任せ、自分にとっての本当の幸せを感じてみてください。


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