昨日は、レ・ヴァン・フランセが博多にやってきたので、
アクロス福岡へ聴きに行ってきました
もうね~みんな上手い
音楽や音色感がとても調和していて、フォルテの場面でもけっしてうるさくなく、
また木管アンサンブルによくある「もっさりとした」演奏ではなく、
シャープで色彩に富む、洗練された素晴らしい演奏でした
フレンチ・バソンのジルベール・オダン氏は、
師匠のモーリス・アラール氏同様に、
パッと聞いたらファゴットみたいな太い音。
でも耳慣れたファゴットとは少し違う、
バソン独特の響きが魅力的
プーランクの六重奏曲って何度も演奏した事あるけど、
曲が曲だから気合が入るのか(笑)、とかく重たくなりがちだけど、
彼らの演奏は軽快で、いかにも溜めそうなところでサラッと流して、
「なるほど本場はやっぱりこんな感じなのか。」と思いましたよ
ところで事前に、ネットで調べて見たら、
関東のコンサートでは、CD購入者対象にサイン会があったようなので、
会場に着いたらいそいそと、ロビーのCD売り場へ。(割りとミーハー)
他にもサイン狙いの人達がたくさんいたらしく、
コンサート開演前から、まるでバーゲンセールの様な黒山の人だかり
めげずに頑張って何とかCDを購入し、「これでオダン氏と話せるかも。なんて話そう」
と、ワクワクしていたら、サイン会開催のアナウンスはありませんでした
昨日のコンサートがツアー最後だったそうで、みなさんもうお疲れだったんでしょうね
それだけが残念
アクロス福岡へ聴きに行ってきました
もうね~みんな上手い
音楽や音色感がとても調和していて、フォルテの場面でもけっしてうるさくなく、
また木管アンサンブルによくある「もっさりとした」演奏ではなく、
シャープで色彩に富む、洗練された素晴らしい演奏でした
フレンチ・バソンのジルベール・オダン氏は、
師匠のモーリス・アラール氏同様に、
パッと聞いたらファゴットみたいな太い音。
でも耳慣れたファゴットとは少し違う、
バソン独特の響きが魅力的
プーランクの六重奏曲って何度も演奏した事あるけど、
曲が曲だから気合が入るのか(笑)、とかく重たくなりがちだけど、
彼らの演奏は軽快で、いかにも溜めそうなところでサラッと流して、
「なるほど本場はやっぱりこんな感じなのか。」と思いましたよ
ところで事前に、ネットで調べて見たら、
関東のコンサートでは、CD購入者対象にサイン会があったようなので、
会場に着いたらいそいそと、ロビーのCD売り場へ。(割りとミーハー)
他にもサイン狙いの人達がたくさんいたらしく、
コンサート開演前から、まるでバーゲンセールの様な黒山の人だかり
めげずに頑張って何とかCDを購入し、「これでオダン氏と話せるかも。なんて話そう」
と、ワクワクしていたら、サイン会開催のアナウンスはありませんでした
昨日のコンサートがツアー最後だったそうで、みなさんもうお疲れだったんでしょうね
それだけが残念
最近、ドゥビエンヌのファゴットソナタの5番に興味が出たので、
早速楽譜を買いました
学問的には、バロック時代は1600年~1750年なので、
1755年生まれのドゥビエンヌは、古典派の人って事になるんですが、
1750年を境に、時代や様式がパッと切り替わった訳じゃありません
古典派初期は、ドイツ語圏でチェンバロに代わってピアノが台頭してくるけど、
フランスでは、軽快で色彩感に富むチェンバロの音色の方が好まれていたようで、
このソナタも、チェンバロと通奏低音で伴奏するように書かれています。
ピンとくる曲に巡り合うって、なかなか頻繁には無いけど、
もっと見つけて、レパートリー増やしたいな
さあ、さらおう
早速楽譜を買いました
学問的には、バロック時代は1600年~1750年なので、
1755年生まれのドゥビエンヌは、古典派の人って事になるんですが、
1750年を境に、時代や様式がパッと切り替わった訳じゃありません
古典派初期は、ドイツ語圏でチェンバロに代わってピアノが台頭してくるけど、
フランスでは、軽快で色彩感に富むチェンバロの音色の方が好まれていたようで、
このソナタも、チェンバロと通奏低音で伴奏するように書かれています。
ピンとくる曲に巡り合うって、なかなか頻繁には無いけど、
もっと見つけて、レパートリー増やしたいな
さあ、さらおう
最近読み終えた「ピリオド楽器から迫るオーケストラ読本」。
(音楽の友編、佐伯茂樹監修)
なかなか興味深く、面白かったです
楽器の進歩とともに、作曲家たちが新しい響きを求めて、自分の曲に取り入れ、
お互いに刺激しあいながら、長い歴史を作ってきたという事がよく分かります。
「古楽器=バロック楽器」という認識は、最早時代遅れなんですね
ページ撮りはベートーヴェンの「運命」ファゴットパート。
そびえ立つコントラファゴット
同書より。
この本、金管は万遍なく取り上げられてるけど、
木管と弦は、なぜか低音楽器の話が中心で、ファゴット吹きの自分としては、
ファゴットやコントラファゴット開発史の、知らない話が面白かったけれど、
個人的にはオーボエ・ダモーレのオーケストラ去就や、クラリネットの参入、
ヴァイオリンの、モダンオーケストラへの対応の変遷みたいな話をもっと読みたかったな
とはいえ、ファゴット吹きには美味しい写真もいろいろ載っていて良いです
同書より。
まだまだ知らない事が多いな
(音楽の友編、佐伯茂樹監修)
なかなか興味深く、面白かったです
楽器の進歩とともに、作曲家たちが新しい響きを求めて、自分の曲に取り入れ、
お互いに刺激しあいながら、長い歴史を作ってきたという事がよく分かります。
「古楽器=バロック楽器」という認識は、最早時代遅れなんですね
ページ撮りはベートーヴェンの「運命」ファゴットパート。
そびえ立つコントラファゴット
同書より。
この本、金管は万遍なく取り上げられてるけど、
木管と弦は、なぜか低音楽器の話が中心で、ファゴット吹きの自分としては、
ファゴットやコントラファゴット開発史の、知らない話が面白かったけれど、
個人的にはオーボエ・ダモーレのオーケストラ去就や、クラリネットの参入、
ヴァイオリンの、モダンオーケストラへの対応の変遷みたいな話をもっと読みたかったな
とはいえ、ファゴット吹きには美味しい写真もいろいろ載っていて良いです
同書より。
まだまだ知らない事が多いな
最近いろんな人達に、ファゴットを通して音楽を教えるようになってきて、
更に自分でもいろいろ勉強して、深めたいと思い、
何か良いものはないかと探していたんですが、
日本国内の書籍では、求める事が書いてある本がなくて
その時にふと思い出したのが、
ニューヨーク・フィルの恩師、キム・ラスコウスキー先生から薦められたこの本。
シカゴ響首席ファゴット奏者のDavid McGill氏の著書「Sound in Motion」。
すっかり下関弁が第一言語になってる自分にとって、
英語のペーパーバックを久々に手にするのは、正直ちょっと度胸いりましたが
米アマゾンから取り寄せようと思って調べたら、なんと日本アマゾンの洋書コーナーで発見
すごい時代になったなあ
裏面。著者近影。
目次には
「What Is Note Grouping?」「Sound Connection」「Using the Wind」
「Was There a Baroque Style of Playing?」等々、
音楽を演奏し、探究する者にとっては興味深い項目が並びます。
アマゾンのレビューも☆5つ。
英文レビュー全部読みましたが、彼のレッスンでも、本書のような内容が話されているようです。
まだパラパラとしか読んでませんが、ニューヨークの先生達から習った事を改めて思い出し、
更に新しい視点をも与えてくれる良書です。最近だいぶ影響受けてます
また説明の為の譜例も豊富
本書88ページより、1つだけ抜粋。
これは、ワーグナー「マイスタージンガー」からの抜粋だけど、
何の話か、見てピンと来るかな?
という訳で、久々辞書を片手に解読開始です
更に自分でもいろいろ勉強して、深めたいと思い、
何か良いものはないかと探していたんですが、
日本国内の書籍では、求める事が書いてある本がなくて
その時にふと思い出したのが、
ニューヨーク・フィルの恩師、キム・ラスコウスキー先生から薦められたこの本。
シカゴ響首席ファゴット奏者のDavid McGill氏の著書「Sound in Motion」。
すっかり下関弁が第一言語になってる自分にとって、
英語のペーパーバックを久々に手にするのは、正直ちょっと度胸いりましたが
米アマゾンから取り寄せようと思って調べたら、なんと日本アマゾンの洋書コーナーで発見
すごい時代になったなあ
裏面。著者近影。
目次には
「What Is Note Grouping?」「Sound Connection」「Using the Wind」
「Was There a Baroque Style of Playing?」等々、
音楽を演奏し、探究する者にとっては興味深い項目が並びます。
アマゾンのレビューも☆5つ。
英文レビュー全部読みましたが、彼のレッスンでも、本書のような内容が話されているようです。
まだパラパラとしか読んでませんが、ニューヨークの先生達から習った事を改めて思い出し、
更に新しい視点をも与えてくれる良書です。最近だいぶ影響受けてます
また説明の為の譜例も豊富
本書88ページより、1つだけ抜粋。
これは、ワーグナー「マイスタージンガー」からの抜粋だけど、
何の話か、見てピンと来るかな?
という訳で、久々辞書を片手に解読開始です
いろんなSNSを研究して、コンサートの効果的な宣伝方法を模索している
僕のホームページ管理人氏。
先日突然「ツイッターアカウント作ったよ。まだ仕組みがよく分からないけど」
と、例によって事後通告
慌てて行ってみると、知らない所で既になんだかいろいろ始まっていました
僕のブログ記事からもネタを拾っているようですが、
インスタ同様に、このブログの流れとは関係なく、
ファゴットネタや音楽ネタをつぶやいているようです
画面撮りながらこんな感じ。
興味がある方はのぞいて見てね「隣のファゴット奏者」
僕のホームページ管理人氏。
先日突然「ツイッターアカウント作ったよ。まだ仕組みがよく分からないけど」
と、例によって事後通告
慌てて行ってみると、知らない所で既になんだかいろいろ始まっていました
僕のブログ記事からもネタを拾っているようですが、
インスタ同様に、このブログの流れとは関係なく、
ファゴットネタや音楽ネタをつぶやいているようです
画面撮りながらこんな感じ。
興味がある方はのぞいて見てね「隣のファゴット奏者」
八幡の響ホールに、エマーソン弦楽四重奏団が来たので、
聴きに行ってきました
久々に聴くエマーソンカルテット。
アメリカ滞在時代はニューヨークやアスペンで、
何度も聴きましたが、帰国以来チャンスが無く、
最後にアメリカで聞いたのはいつだったか、ほんとにしばらく振りでした。
音色やフレーズ、そして音楽の見事な統一。
弦楽四重奏の素晴らしく、深く濃い世界を堪能しました
チェロ奏者が入れ替わってからは、初めて聞きましたが、
見事にマッチしてて全然違和感無し
ニューヨークを拠点に、世界中で演奏活動する彼らの音色や響きは、
僕にはとても耳馴染みな感じで、ニューヨークで演奏していた頃を思い出しました。
こういう感覚を忘れないようにしたいなあ。
CD買ったらサインしてもらえるというので、ブラームスのCDをいそいそと購入(笑)。
メンバー1人1人に演奏が素晴らしかった旨を伝えると、みんな喜んでくれました。
音楽の基本はやっぱりコミュニケーションですね。
手放せないCDがまた1枚増えました
聴きに行ってきました
久々に聴くエマーソンカルテット。
アメリカ滞在時代はニューヨークやアスペンで、
何度も聴きましたが、帰国以来チャンスが無く、
最後にアメリカで聞いたのはいつだったか、ほんとにしばらく振りでした。
音色やフレーズ、そして音楽の見事な統一。
弦楽四重奏の素晴らしく、深く濃い世界を堪能しました
チェロ奏者が入れ替わってからは、初めて聞きましたが、
見事にマッチしてて全然違和感無し
ニューヨークを拠点に、世界中で演奏活動する彼らの音色や響きは、
僕にはとても耳馴染みな感じで、ニューヨークで演奏していた頃を思い出しました。
こういう感覚を忘れないようにしたいなあ。
CD買ったらサインしてもらえるというので、ブラームスのCDをいそいそと購入(笑)。
メンバー1人1人に演奏が素晴らしかった旨を伝えると、みんな喜んでくれました。
音楽の基本はやっぱりコミュニケーションですね。
手放せないCDがまた1枚増えました
帰国して以来、レッスンの時には、折り畳み式の簡易譜面台を使っていましたが、
最近は、どっさり楽譜を持って来る人もいて、折り畳み式じゃ何とも頼りないので、
板付きの譜面台が欲しいなあと思っていました
ニューヨークでは、マンハセットの譜面台を使っていましたが、
引っ越す時にかさばるので、泣く泣く友達にあげちゃったんですよね
でも使い勝手が良かったのを思い出し、「えーい買ってしまえ」
と、注文したのが今日届きました。
向こうで使っていたのと同じ「ディレクターモデル」にしました。
後ろにもう一枚板が付いていて、間に楽譜を収納出来ます。
収納が付くとかなり便利。
箱から取り出した時は「あれ?こんなに大きかったっけ?サイズ間違えた」
と思ったけど、楽譜を広げてみたらジャストサイズ。この大きさです。
持って歩かない、部屋で置きっぱなしの譜面台ならこれが一番。
折り畳み式は、よく倒れるんですよね
ニューヨークで長年使っていた譜面台が戻って来たみたいで、ちょっとうれしい
最近は、どっさり楽譜を持って来る人もいて、折り畳み式じゃ何とも頼りないので、
板付きの譜面台が欲しいなあと思っていました
ニューヨークでは、マンハセットの譜面台を使っていましたが、
引っ越す時にかさばるので、泣く泣く友達にあげちゃったんですよね
でも使い勝手が良かったのを思い出し、「えーい買ってしまえ」
と、注文したのが今日届きました。
向こうで使っていたのと同じ「ディレクターモデル」にしました。
後ろにもう一枚板が付いていて、間に楽譜を収納出来ます。
収納が付くとかなり便利。
箱から取り出した時は「あれ?こんなに大きかったっけ?サイズ間違えた」
と思ったけど、楽譜を広げてみたらジャストサイズ。この大きさです。
持って歩かない、部屋で置きっぱなしの譜面台ならこれが一番。
折り畳み式は、よく倒れるんですよね
ニューヨークで長年使っていた譜面台が戻って来たみたいで、ちょっとうれしい
月曜日に宅急便で、新宿のルボアに修理に出した楽器が、
木曜日の今日、もう戻って来ました。
っていうか、修理してもらえたのか不安になるほど早いよ
一週間位かかるかな?と勝手に思っていましたが
でもそんな心配は杞憂でした。
テナージョイントとボーカルのコルクは、新しいものにバッチリ張り換えられ、
吹いてみると、今までよりも楽器の振動が増えているみたい
接点が増えて、リードの振動が、より伝わるようになったようです。
更に数か所に手が入り、ピアニッシモ・キーのタンポ等も真新しくなっていました。
痒い所に手が届いているなあ
相棒が戻ってきたら嬉しくて、ひとしきりさらってしまった
さあ、これでしばらく安心。萩森さんいつもありがとう
木曜日の今日、もう戻って来ました。
っていうか、修理してもらえたのか不安になるほど早いよ
一週間位かかるかな?と勝手に思っていましたが
でもそんな心配は杞憂でした。
テナージョイントとボーカルのコルクは、新しいものにバッチリ張り換えられ、
吹いてみると、今までよりも楽器の振動が増えているみたい
接点が増えて、リードの振動が、より伝わるようになったようです。
更に数か所に手が入り、ピアニッシモ・キーのタンポ等も真新しくなっていました。
痒い所に手が届いているなあ
相棒が戻ってきたら嬉しくて、ひとしきりさらってしまった
さあ、これでしばらく安心。萩森さんいつもありがとう
ホームページ管理人氏が、
しばらく前からホームページのリニューアルを画策していたようで、
いきなり「出来た」と言ってきました。
驚いて旧ホームページに行ってみると、とっくに移転していて、
既に「引っ越しました。」の表記
リンク先には、今風な感じのホームページが立ち上がっていました。
インスタには数日前から出てたらしいですが
画面撮りながらこんな感じ。
興味がある方はのぞいてみて下さい。ファゴット奏者 近藤聡彦オフィシャルサイト
しばらく前からホームページのリニューアルを画策していたようで、
いきなり「出来た」と言ってきました。
驚いて旧ホームページに行ってみると、とっくに移転していて、
既に「引っ越しました。」の表記
リンク先には、今風な感じのホームページが立ち上がっていました。
インスタには数日前から出てたらしいですが
画面撮りながらこんな感じ。
興味がある方はのぞいてみて下さい。ファゴット奏者 近藤聡彦オフィシャルサイト