今日のファゴットカルテットのお題は、モーツァルトのファゴット四重奏曲。
とはいえ、モーツァルトはファゴットに、弦トリオとの四重奏曲は残してくれませんでした。
この曲も原曲はオーボエ四重奏曲KV370ですが、モディクァイ・ラハマンの編曲で、
ファゴット版が出版されてます。
モディクァイ・ラハマンは、名盤として名高いワルター指揮、コロンビア響の第九等で1番Fgを演奏し、
その後イスラエル・フィル首席を務めた方です。
引退後、編曲者として、ファゴットのレパートリーを増やすため、尽力されてます。
ニューヨーク・フィルの恩師、レナード・ヒンデル先生は「若い頃自分も彼のレッスンをよく受けた。尊敬しているよ」と仰ってました。
曲は原曲のヘ長調から変ロ長調に移調。これはファゴットの音域に合わせたんでしょう。
作曲家は曲を書く時、調性をとても吟味しているので、調が変わると随分印象が変わってしまう曲も多いけど、これは演奏してみたら、モーツァルトが言いたい事は内包されたままちゃんと残っていて、意外と良いアレンジになっていました。第二楽章なんてなかなか良い曲です
YouTubeにアップしている人がいるのも、頷けるところ。
ドゥビエンヌよりシンプルな譜面で、技術的にも演奏しやすく、
しかし内容が、より深くなってるところはさすがモーツァルト
ただファゴットのパート譜が、延々とテナー記号で書いてあるのはまいったな
高い音の為のテナー記号だから上は読めるけど、五線の下に飛び出して、更に下線が何本もある音符が突然出てくると、咄嗟に読めないよ
階名書いちゃうぞ
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とはいえ、モーツァルトはファゴットに、弦トリオとの四重奏曲は残してくれませんでした。
この曲も原曲はオーボエ四重奏曲KV370ですが、モディクァイ・ラハマンの編曲で、
ファゴット版が出版されてます。
モディクァイ・ラハマンは、名盤として名高いワルター指揮、コロンビア響の第九等で1番Fgを演奏し、
その後イスラエル・フィル首席を務めた方です。
引退後、編曲者として、ファゴットのレパートリーを増やすため、尽力されてます。
ニューヨーク・フィルの恩師、レナード・ヒンデル先生は「若い頃自分も彼のレッスンをよく受けた。尊敬しているよ」と仰ってました。
曲は原曲のヘ長調から変ロ長調に移調。これはファゴットの音域に合わせたんでしょう。
作曲家は曲を書く時、調性をとても吟味しているので、調が変わると随分印象が変わってしまう曲も多いけど、これは演奏してみたら、モーツァルトが言いたい事は内包されたままちゃんと残っていて、意外と良いアレンジになっていました。第二楽章なんてなかなか良い曲です
YouTubeにアップしている人がいるのも、頷けるところ。
ドゥビエンヌよりシンプルな譜面で、技術的にも演奏しやすく、
しかし内容が、より深くなってるところはさすがモーツァルト
ただファゴットのパート譜が、延々とテナー記号で書いてあるのはまいったな
高い音の為のテナー記号だから上は読めるけど、五線の下に飛び出して、更に下線が何本もある音符が突然出てくると、咄嗟に読めないよ
階名書いちゃうぞ
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