一陽来復~近藤聡彦のファゴットブログ~

ニューヨーク帰りのファゴット奏者が綴る下関音楽日記

ハイDが出ませ~ん

2016年05月12日 | レッスン
今日はFさんが、山口からレッスンにやって来ました

音階練習していて、高音域が当たりづらいと言うので、いろいろとチェック。
ボーカルのピアニッシモキーの穴に、ホールリーマーを突っ込んでみたら、やはり少々汚れが
これでシ、ド、ド♯は出やすくなったけど、レから上がなかなか当たらない。
彼女のアドラーは新しいので、高音域はまだツボが定まらず不安定なのもあるけど、
でも僕が吹くと、レより上でも出るんですよ
様子を見てると、どうやら「ここら辺は高い音」と思って、早くからリードを噛み始めているみたい。

高音域はアンブシュア、息、リード、楽器それぞれの、絶妙なバランスを見つけないと難しいです。
だから管楽器の高音域は、同じ楽器でも、人によって出せる最高音が違い、
みんな長い時間を掛けて、半音ずつ徐々に音域を拡げていきます

先月のポイントだった「小指が離れる」のは直ってて素晴らしい
この調子でいこうね


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