●『三光』 中国帰還者連絡会編
日本鬼子(リーベンクイズ)
毒ガス実験
―8名の農民を生体実験に
三上忠夫
軍曹
〈略歴〉
本籍地 千葉県銚子市
出身階級 漁民(小資産)
学歴 尋常小学校6年中途退学
卒業後の職業 漁師
最終部隊 旧59師団歩兵第54旅団独立歩兵第45大隊
捕虜年月日場所 1945年8月23日 北朝鮮咸鏡南道興上里小学校
年齢 37歳
泰安から西方11㎞、岩流店を富山小隊の50数名包囲したのは、それから3,4時間後であった。「おかしいな、確かに50人ばかりの八路が入ったという情報だったんだが・・・・」村外れの畑の中の一本木の側で、連絡係の村木上等兵の顔をジロジロ見ながら忌々し気な顔つきで、小隊長の富山少尉がじりじりしている。「ようし、八路に逃げられたら仕方がねえ、村の中を徹底的に掃討だ。各分隊に伝達しろ」・・・「ハッ」側にいた伝令の尾崎1等兵が村の方へ駆け出した。
2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作っているのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!
日本の毒ガス
●情報公開裁判
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
・731部隊関連の「情報公開裁判」に関する報告
和田千代子(731細菌戦部隊の実態を明らかにする会事務局長)
第5 最近の『留守名簿』公開の意義
ここ1~2年731部隊関連資料の発掘・公開が進んでいます。2018年には3607人の「関東軍防疫給水部満洲第659部隊留守名簿」(731部隊)が公開されました。
「留守名簿」とは『悪魔の飽食』に表紙写真が掲載されその後、細菌戦裁判弁護団と支援者が厚労省と交渉して一部黒塗りの名簿が公開(2003年)されていましたが、15年後にやっと全面公開になりました。
また今年2月には西山勝男氏(滋賀医科大学名誉教授)によって、敗戦時、復員局が帰国した731部隊員から聞き取り調査をした撤退経路等の詳細を記した公文書「関東軍防疫給水部行動経過概況図」が発見され公開されました。
最近の731部隊関連資料の発見・公開は731部隊の真相研究にとって重要なものであり、現在の私達の『衛生学校記事』『化学学校記事』情報公開裁判は励まされました。
DEMO RESE TV「731部隊の真実part1」
・次回『化学学校記事」情報公開裁判は(第16回)東京地裁?号法廷(未定)は
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
●『BC兵器』久保綾三著(1969年)
※以下の記述から、自衛隊では、いま世界で流行している新型コロナウィルスなどの生物兵器の研究も大分以前からやっているといるのではないかと思われる。
3、沖縄―核だけなく毒ガスも
秘密の中のBC兵器
第2兵站部隊には、毒ガス防護服の修理工場、知花貯蔵地域の奥には大掛かりな化学兵器貯蔵庫と訓練施設がある。ウサギが異常な死に方をしているので、68年立法院で問題となったのは知花に近い多幸山の弾薬処理場付近のことである。海兵隊にも対CBN(CBR=化学、生物、放射能兵器と同じ)訓練施設があり、陸軍と同様に、その内容は外部には全く公表されていない。
●昭和天皇の戦争責任を問う!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
吉田裕監修
2001年ピュリッツァー賞受賞
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
戦後補償問題に国家無答責という天皇主権の明治憲法下の原則を適用するな!!
第4部 内省なきその人生
1945(昭和20)年―1989(昭和64) 年
第十四章 創り直された君主制
Ⅰ
昭和天皇は軍部の強硬派との同盟関係に終止符を打ち、宮中グループを再統合しながら、一時的な武装解除と外国による占領というひとつの時代に適合しようとしていた。8月15日の終戦詔書に基づき、君主制維持のための「精神的動員」と、そのメッセージを〔国民に〕納得させる、新たなキャンペーンが、いまこそ明らかに必要であった。次期総理は、当惑し、混乱し、打ちのめされた国民に対して、いったい何が起こったのか、また、なぜ忠良な臣民たちが皆、いまから思考を変えなければならないのか、なぜ丁重に敵を受け入れなければならないのかを説明し、国民自身が身をもって体験している恐ろしい苦境をもたらした責任を詮索しないように説く必要があった。次期内閣の焦眉の課題は、アメリカ軍を主体とする占領軍を平和裡に受け入れるための準備をし、過去との連続性を印象づけながら国民を鼓舞することにあった。そして次期内閣の長に据えられた皇室の親族の一員だけが、これらの使命を達成することができたのである。
●小泉親彦と昭和天皇
731部隊員が戦犯免責され、ABCC(原爆傷害調査委員会)に協力した。その結果、アメリカの原爆投下を日本政府は問うことは無く、また被爆者は、ABCCに治療されることもなかった。そして日米安保条約の下、核兵器の廃絶に日本政府は後ろ向きである!
日本には多くの被爆者がいるのに、日本政府はなぜ核兵器禁止条約に署名しない?
地球の温暖化や異常気象の最大の原因は、今までの2000回以上の核実験や原発事故などの放射能汚染で地球が壊れてきているからではないのか??米の原爆投下責任と核実験をしてきた国の責任を問う!!
●『二酸化炭素温暖化説の崩壊』広瀬隆(集英社新書 2010年発行)
第2章 都市化と原発の膨大な排熱
火力発電所と原子力発電所のエネルギー効率の違い
先進国における原発ルネッサンスなどという言葉は大嘘なのだ。大統領がブッシュであるかオバマであるかは問題ではない。アメリカのエネルギー省の計画では、西暦2030年までの電力の増加分は、8割近くを天然ガスと自然エネルギーでまかなう、残り2割近くは石炭でまかなう、としてきた。エネルギー省によれば、原発は全体の5%で、しかもそれはオプション(選択肢)に過ぎないと断っている。前述のように、原子炉製造技術が絶滅危惧種となってきたので、延命を図っているだけだ。
※私が考える、今の異常気象の要因は
1、1940年代から60年代にかけて大規模に行われた、核実験による環境破壊の影響
2、都市化したコンクリート(アスファルト)ジャングルによるヒート・アイランド現象
3、その結果による、交通機関(電車・バス・乗用車・航空機・船舶)やオフィス・住居などの冷暖房による排熱
4、自動車社会の排ガス
5、原子力発電による温排水の排出・・などに拠っているのではないか?