酷暑もひと休みなのか…それともガラリと秋に変わるのか?昨日の朝の涼しさには本当に驚いた。
空もこころなしか高くなった気がする。
もはや熱帯なんじゃないかと思うような暑い夏。でも季節は確実に移ろっていく。
忙しい生活には慣れている。けれど、この6月からのもうすこしで3ヵ月はカラダにもココロにも正直堪えた。
殊に7月…お看取りさせてもらった利用者さんは3人。皆それぞれの旅立ち…その道筋に関わらせてもらえたことを
感謝している。
中でもKさん…これまでもこれからもこれほどの強い印象を残した旅立ちの在り方はないだろう。
Kさんの最期の日々は、拒否の連続だった。全てのケアを拒否、介護スタッフが居室に立ち入る事すら拒否した。
介護スタッフは困惑し、それでもなんとかケアを受け入れてもらいたい…とみんな必死だったが、Kさんがケアを
受け入れた…いや…受け入れざるを得なかったのは、旅立つ日の朝、一度きりだった。
「せつないね」と声を掛けると小さく小さく頷いたけれど、とうとう最期の瞬間まで「苦しい」とは口にしなかった。
頑固でちょっとだけ被害妄想癖があって、他人と交わることが苦手な…施設生活においてはいわゆる面倒な入居者の括り。
でも時々見え隠れするユーモアや茶目っ気が憎めない人でもあった。
亡くなる2日ほど前、居室にいれてもらうことができた。「触らないで」ともう起き上がることもままならないのに言うKさんに
思わず話しかけていた。
「Kさん、すごいね。自分の決めたことをやり通すんだね。強いね。私はもうKさんの気持ちを邪魔しようとは思ってないよ。
でもね、Kさんに苦しい思いをして欲しいとは思ってない。だから本当に苦しくて助けて欲しいときは呼んでね」
すると思いがけず「そうだよ、強いんだよ。もう決めたんだから…。うん…でも、その時は呼ぶよ」と返事が返ってきた。
結局Kさんが「呼んで」くれることはなかったけれど。
七夕の夜 旅立っていったKさんの顔を見ながら思った。
嫌だから拒否してたのではなくて、自分の決めたことをやり通すための拒絶だったんだなと。
人は生きてきたようにしか死ねない けれどそれはひとりで生きてきた人は独りで死んでいくという意味じゃない。
自宅生活での様々なことを片付けて、この施設を終の棲家と決めて、そして自分が決めたように死んでいく。
本当の親子のように慈しんだ甥夫婦さえも近づくことを許さなかった。
世話をされるのが嫌だったのではなく、世話を掛けないで死にたかったのだと今は思う。
死は人生の延長線上にある、だから生きてきたようにしか死ねない。旅立ちの在り方は、究極のその人らしさ。
さて、この酷暑の中我が家の庭には新人さんが逗留中。
ごつつんごつつん手荒な頭突きで好き好き攻撃を受けても手を出したりしない包容力が、この庭に留まるためには
どうやら必要らしい(笑)思えばトラちゃんもかいせんくんもそうだった。
最初に「おあがんなちゃい」をしてきたのがミミだったのかちょびだったのか、はたまたココだったのか?その辺りは
皆目わからないがwww
現れた当初は顔ばかりデカい薄汚れた白キジ猫だったが、朝晩のてんこ盛りゴハンですっかりまーるく変身。
術前養殖もそろそろ完了かな。もう少しカラダに優しい気候になったらお約束のオペ予定。
件のかいせんくんは…1歩進んで1.5歩下がる始末で無念の後退。
流延やえづく感じも無いのだけど食思なし。この夏を乗り切れるのか…と一時は思ったほどだったが、お昼休みに
職場近くの商店街の魚屋さん迄走った甲斐があり、お刺身には好反応を見せた。そして少しずつ少しずつ下がった道を
また上り始めている。
ビビリっぷりは相変わらずで、さっきも新しいクッションに替えようとしただけで、大量のビビリしょんゲト。古いのを
取ったところだったので状況的にはまぁセーフ?しゃーしゃー言うだけで固まり切って動けないかいせんくんのお腹の下に
ペットシーツを差し込み被害を最小限に抑えつつ拭き掃除。しっこを吸ったペットシーツを引き抜きながら…拭いてみるか?
これだけ出たらもうしっこ出ないやろ?とかいせんくんのお腹の下に今度はウェットティッシュをつかんで自分の手を
差し込んでみた。しゃーしゃー言うけど拭けるわーこれ(笑)ついでにグルーミングしないので汚っこい背中も拭いてみた。
ま、ブロークンハートしちゃう前にやめたけど。
かいせんくん、私に威嚇は通用しないってそろそろ気づいた方がいいと思うよ。
拭いたけど…まだまだ汚っこいので控えめにフレームイン ビビり倒したわりに、仲直りのお刺身はしっかり平らげたw
せっかく手にした家猫暮らし。でもまだまだ未体験ゾーンばかり。がんばれ、かいせんくん!目標:顔拭きだ!
二匹で顔出しショットを狙ったけどムズい 奥に小さく見えるのが、ホントはBigFatCatな…お嬢
ゴローちゃんも元気です。お尻だけインしてるぽぽのすけ。もはやデンジャラスなデカさ。
そしてスマホに突撃してきて一向に撮れないぽぽの代わりに…ネコ友さんちからLINEで送られてきた「ミイちゃん」
ぽぽのすけの兄妹 同じくデカくて同じ顔w
暑い暑い夏が、秋の風に吹かれて少しずつむこうへ追われていく。ぶっちゃん、9月がまた来るよ。
空もこころなしか高くなった気がする。
もはや熱帯なんじゃないかと思うような暑い夏。でも季節は確実に移ろっていく。
忙しい生活には慣れている。けれど、この6月からのもうすこしで3ヵ月はカラダにもココロにも正直堪えた。
殊に7月…お看取りさせてもらった利用者さんは3人。皆それぞれの旅立ち…その道筋に関わらせてもらえたことを
感謝している。
中でもKさん…これまでもこれからもこれほどの強い印象を残した旅立ちの在り方はないだろう。
Kさんの最期の日々は、拒否の連続だった。全てのケアを拒否、介護スタッフが居室に立ち入る事すら拒否した。
介護スタッフは困惑し、それでもなんとかケアを受け入れてもらいたい…とみんな必死だったが、Kさんがケアを
受け入れた…いや…受け入れざるを得なかったのは、旅立つ日の朝、一度きりだった。
「せつないね」と声を掛けると小さく小さく頷いたけれど、とうとう最期の瞬間まで「苦しい」とは口にしなかった。
頑固でちょっとだけ被害妄想癖があって、他人と交わることが苦手な…施設生活においてはいわゆる面倒な入居者の括り。
でも時々見え隠れするユーモアや茶目っ気が憎めない人でもあった。
亡くなる2日ほど前、居室にいれてもらうことができた。「触らないで」ともう起き上がることもままならないのに言うKさんに
思わず話しかけていた。
「Kさん、すごいね。自分の決めたことをやり通すんだね。強いね。私はもうKさんの気持ちを邪魔しようとは思ってないよ。
でもね、Kさんに苦しい思いをして欲しいとは思ってない。だから本当に苦しくて助けて欲しいときは呼んでね」
すると思いがけず「そうだよ、強いんだよ。もう決めたんだから…。うん…でも、その時は呼ぶよ」と返事が返ってきた。
結局Kさんが「呼んで」くれることはなかったけれど。
七夕の夜 旅立っていったKさんの顔を見ながら思った。
嫌だから拒否してたのではなくて、自分の決めたことをやり通すための拒絶だったんだなと。
人は生きてきたようにしか死ねない けれどそれはひとりで生きてきた人は独りで死んでいくという意味じゃない。
自宅生活での様々なことを片付けて、この施設を終の棲家と決めて、そして自分が決めたように死んでいく。
本当の親子のように慈しんだ甥夫婦さえも近づくことを許さなかった。
世話をされるのが嫌だったのではなく、世話を掛けないで死にたかったのだと今は思う。
死は人生の延長線上にある、だから生きてきたようにしか死ねない。旅立ちの在り方は、究極のその人らしさ。
さて、この酷暑の中我が家の庭には新人さんが逗留中。
ごつつんごつつん手荒な頭突きで好き好き攻撃を受けても手を出したりしない包容力が、この庭に留まるためには
どうやら必要らしい(笑)思えばトラちゃんもかいせんくんもそうだった。
最初に「おあがんなちゃい」をしてきたのがミミだったのかちょびだったのか、はたまたココだったのか?その辺りは
皆目わからないがwww
現れた当初は顔ばかりデカい薄汚れた白キジ猫だったが、朝晩のてんこ盛りゴハンですっかりまーるく変身。
術前養殖もそろそろ完了かな。もう少しカラダに優しい気候になったらお約束のオペ予定。
件のかいせんくんは…1歩進んで1.5歩下がる始末で無念の後退。
流延やえづく感じも無いのだけど食思なし。この夏を乗り切れるのか…と一時は思ったほどだったが、お昼休みに
職場近くの商店街の魚屋さん迄走った甲斐があり、お刺身には好反応を見せた。そして少しずつ少しずつ下がった道を
また上り始めている。
ビビリっぷりは相変わらずで、さっきも新しいクッションに替えようとしただけで、大量のビビリしょんゲト。古いのを
取ったところだったので状況的にはまぁセーフ?しゃーしゃー言うだけで固まり切って動けないかいせんくんのお腹の下に
ペットシーツを差し込み被害を最小限に抑えつつ拭き掃除。しっこを吸ったペットシーツを引き抜きながら…拭いてみるか?
これだけ出たらもうしっこ出ないやろ?とかいせんくんのお腹の下に今度はウェットティッシュをつかんで自分の手を
差し込んでみた。しゃーしゃー言うけど拭けるわーこれ(笑)ついでにグルーミングしないので汚っこい背中も拭いてみた。
ま、ブロークンハートしちゃう前にやめたけど。
かいせんくん、私に威嚇は通用しないってそろそろ気づいた方がいいと思うよ。
拭いたけど…まだまだ汚っこいので控えめにフレームイン ビビり倒したわりに、仲直りのお刺身はしっかり平らげたw
せっかく手にした家猫暮らし。でもまだまだ未体験ゾーンばかり。がんばれ、かいせんくん!目標:顔拭きだ!
二匹で顔出しショットを狙ったけどムズい 奥に小さく見えるのが、ホントはBigFatCatな…お嬢
ゴローちゃんも元気です。お尻だけインしてるぽぽのすけ。もはやデンジャラスなデカさ。
そしてスマホに突撃してきて一向に撮れないぽぽの代わりに…ネコ友さんちからLINEで送られてきた「ミイちゃん」
ぽぽのすけの兄妹 同じくデカくて同じ顔w
暑い暑い夏が、秋の風に吹かれて少しずつむこうへ追われていく。ぶっちゃん、9月がまた来るよ。
しろりんさんもいつも本当に忙しそうで体壊さないでね・・・><
でも、可愛いですね~眉間をナデナデしたくなります♪
今年の猛暑は、弱っている子達には本当に辛いですね…我が家もずっとエアコンを点けている感じですがブシブシ鼻がつまった感じの時が(汗)
ゴハンも食べたり食べなかったりで、心配したり安心したり…かいせん君も堪えているのかな…。
秋に向かって天候が落ち着くのに合わせて、かいせん君も上がり調子になる事を願います★
Kさんの意志の強さ、スゴイですね。
自分が決めた事をやり通すって、時々甘えが出て揺らいだりしてしまうのですが(私は特にアマちゃんなので…)…しろりんさんを呼ぶ事もなくご家族にも頼る事なく…決意の強さを感じました。今までも何かあってもちゃんと向き合い乗り越えて来たんでしょうね…お疲れ様でした。ゆっくりお休みください…そう伝えたいです。
それにしても今年の夏の暑さは想像以上に辛いですね…健康体の人でも身体を壊しかねない暑さ。
こちらも今日からまた暑さが戻り、既に堪えてます(汗)いつまで続くのやら…9月も?そう思うと辛いです。
かいせん君そうか、まだそこか。
見てる方も、拭きたいねー。
私はぶっちゃんが凄いと思うわ、
さすがしろりんさん、生きる力を引き出している!
(もうさ、リウマチ熱のほかに○○熱おこしているぢゃん?
顔向けできないでウロウロしていたわよ。
自分でもどうしちゃったんだが、でも立ち直る、お騒がせしてすまねぇm(_ _"m))
おかしいんだよねー、のんびり仕事したくて転職したのにやっぱり同じに忙しいw
業界全体が人手不足とはいえ…マジきびしいです。
かいせんくん、ここ数日は安定して食べているので一安心です。
食べてくれないと薬も入らないからどんどん状態も悪くなる…という悪循環で。
なんとかそれを断ち切りたいと試行錯誤の9ヵ月…まだ答えが出ず、仲良くもなれないorz
でもね、家猫暮らし楽しい!は無理でも、家猫暮らし楽!は感じてもらえるように
頑張ろうと思います。
るんさんも無理しないでくださいねー!
「オカピのカキピ」←覚えてる? の空容器をココちゃんのフード入れにしてましてね
見るたびにChelさん元気かしら?と思います(笑)
ニッキさんとうっしーとお嬢。保護されて初めて出会った3匹だけど
いつも仲が良くてね、見ていてホッコリします。ニッキさんは小顔なので
全然余裕でラティスの隙間から顔が出るのだけど、うっしーは顔デカなので
結構ぐいぐいやってます。抜けなくならなきゃいいけどwww
それでもこうやって顔をのぞかせているのが元気な証拠なのでホッとしますよ。
人の逝き方ってホントに様々。家族の思いも様々。
自分の思いを通したKさんはもちろんですが、その思いを正面から受け止めてくれた
甥夫婦の存在がとても大きかったと思います。
看護・介護する側も、その人と家族双方の思いをしっかりサポートできるように
なっていかないと…今後の課題です。
風呂で寝落ち、PCを開いて寝落ち…すべてが一向に進まないW
目標をもって、毎日練習に励んでいるあなたが眩しすぎるわ。
そしてかいせんくん。そうなの、まだここなのよ。
私と同じで一向に前へ進まない…orz
11月が来ると1年なのだけど、それまでにはなんとか安定して食餌が摂れるように
なるといなあと思う次第。
ぶっちゃんは今日も気ままにご機嫌さんにしてるわ。
そちらのやいやいも頑張ってるね。
あなたの●●熱もそのうち完解するんじゃね?と思っています。