ひと雨ごとに緑が濃くなってくる季節。
今年はヒノキの花粉飛散量が多かったせいか、鼻も頭もすっきりしない日々が本当に長かったwもう何十年来の
花粉症なのだけれど歳をとるごとに症状が少しずつ変わって、ここ数年は喘息様の咳嗽発作に襲われることが
増えている。鼻水・鼻づまりで呼吸が苦しいのはもちろんせつないが、咳ってもうホントに体力を消耗するわ…。
そんなこんなで咳き込みながらこのところやっていたのは、いーまーさーらー感がハンパない「看護論文」
院内でのケーススタディ的なものはこれまでもやってはきたが、学会への投稿なんて…「はぁ?」な世界。異次元。
現在の施設の看護スタッフは、かつての上司でもある施設長がその人脈を駆使して集めたナース。つまり…私に
とってはみんな先輩で上司なわけだ。もちろんみんな歳を重ね、おばちゃんになり、昔のような緊張感のある関係性は
崩壊しているが、それでも基本的なところで上司は上司。染みついたナース世界のヒエラルキーには逆らえない。
「論文書いて投稿しなさい」と言われれば、やるんだよ。期待には頑張って応えなきゃいけない的な絶対的思考回路。
教育ってホントに怖いwwwwwwwwwwwwww
…で、私と先輩2人の計3人はクソ忙しいのに、泣きながら2本の論文作成に追われているというわけだ。
そんな中、参考にしてみたら?と上司たちからアドバイスされたのはナイチンゲールの看護論。
あー遠い遠い昔、看護学校時代に読んだよね「看護覚え書」たしか白い表紙でさ…と3人揃って( ゚д゚)ポカーン
「看護覚え書」
あまりにポカーンとしている私に上司の一人が貸してくれたのが ↓ コレ(笑)
「ナイチンゲール伝 看護覚え書とともに」
でも、読み返してよかったなと思う。いやいやいや…ちゃんと覚えてなきゃダメだろー!ではあるのだけど。
ナイチンゲールの看護理論をザックリまとめると
すべての人間は、生命力・自然治癒力を持っている。
人間は、環境から影響を受ける存在である
自然治癒力を最大限に引き出すため、生命力の消耗を最小限にとどめるように整える必要がある。
人間の持つ力を最大限に発揮させることによって、良い状態を維持していくこと。
病気は、回復の過程である
全ての環境が、患者に影響を与えている。 ということ。
そして看護覚え書の中でこう述べる。
看護は何をなすべきか-
看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさなどを適切に整え、これらを活かして用いること
また食事内容を適切に選択し適切に与えること-こういったことのすべてを患者の生命力の消耗を最小に
するよう整えること、を意味するべきである。
適切とは、言い換えれば「ここちよさを感じること」であり「苦痛がないこと」だと思う。
つまり…ここちよい暮らし(環境)が、その人の生きる力を最大限に引き出す ということなんだよね。
TNRや保護を始めて十年以上が過ぎ、猫たちもみなそれぞれ歳をとり、その数が増加から減少に転じて久しい。
いろいろな形のお別れがあり、それぞれが愛おしい最期の日々。たくさんの葛藤や迷いや後悔を重ねながら
最期の日々にどう寄り添えばいいのかを考え続けてきたように思う。
ここちよい暮らしが生きる力を最大限に引き出すとしても、生きる力にとて限界がある。
飼い主はその子に「生きていて欲しい」から「生きる力の限界」から目をそらしてしまいがちだ。
けれどどんなに良いケアや治療を施しても、いつか生命力は衰弱し、生きる力には限界がやってくる。
生きる力の限界とは老衰と言い換えることができると思う。
目指すのはソフトランディング。ここちよい暮らしの中で生きる力を使い果たすまで生きて逝けること。
さて、件のかいせんくん。3歩進んで2歩下がったり、はたまた4歩下がったりw
ジスロマックでは口内炎のコントロールが難しく、結局現在はステロイドの内服に切り替えている。
一時はペースト状のものしか口にできなくなっていたが、ステロイドの食欲増進作用も手伝って今はドライも
コンスタントに減るようになってきており、状態は徐々に浮上中。…と思いたい。すごく思いたい。
ただ、まだ全然グルーミングが行き届くほどでもないし、殆どの時間を寝て過ごしているし…体力的には
ギリギリというところだろうと思う。が、鼻先に銀スプウェットを載せた皿を出せば食べ始めるし、途中で
食べやすいよう盛りなおすことも受け入れ、敷物を替える時にビビリションをすることも無くなった。
かいせんくんなりに、少しずつ(私を含め)環境に慣れて来ているように感じている。そうして痛いことも、
怖いこともひとつずつ少なくなって、ここが安心できるここちよい場所になるといいな。
4月も終盤。キジの声が響くようになったら孟宗タケノコはそろそろ終わり、いよいよ破竹の季節。
ぶっちゃん、山の茶畑でお茶摘みが始まったよ。 もうすぐ5月。
今年はヒノキの花粉飛散量が多かったせいか、鼻も頭もすっきりしない日々が本当に長かったwもう何十年来の
花粉症なのだけれど歳をとるごとに症状が少しずつ変わって、ここ数年は喘息様の咳嗽発作に襲われることが
増えている。鼻水・鼻づまりで呼吸が苦しいのはもちろんせつないが、咳ってもうホントに体力を消耗するわ…。
そんなこんなで咳き込みながらこのところやっていたのは、いーまーさーらー感がハンパない「看護論文」
院内でのケーススタディ的なものはこれまでもやってはきたが、学会への投稿なんて…「はぁ?」な世界。異次元。
現在の施設の看護スタッフは、かつての上司でもある施設長がその人脈を駆使して集めたナース。つまり…私に
とってはみんな先輩で上司なわけだ。もちろんみんな歳を重ね、おばちゃんになり、昔のような緊張感のある関係性は
崩壊しているが、それでも基本的なところで上司は上司。染みついたナース世界のヒエラルキーには逆らえない。
「論文書いて投稿しなさい」と言われれば、やるんだよ。期待には頑張って応えなきゃいけない的な絶対的思考回路。
教育ってホントに怖いwwwwwwwwwwwwww
…で、私と先輩2人の計3人はクソ忙しいのに、泣きながら2本の論文作成に追われているというわけだ。
そんな中、参考にしてみたら?と上司たちからアドバイスされたのはナイチンゲールの看護論。
あー遠い遠い昔、看護学校時代に読んだよね「看護覚え書」たしか白い表紙でさ…と3人揃って( ゚д゚)ポカーン
「看護覚え書」
あまりにポカーンとしている私に上司の一人が貸してくれたのが ↓ コレ(笑)
「ナイチンゲール伝 看護覚え書とともに」
でも、読み返してよかったなと思う。いやいやいや…ちゃんと覚えてなきゃダメだろー!ではあるのだけど。
ナイチンゲールの看護理論をザックリまとめると
すべての人間は、生命力・自然治癒力を持っている。
人間は、環境から影響を受ける存在である
自然治癒力を最大限に引き出すため、生命力の消耗を最小限にとどめるように整える必要がある。
人間の持つ力を最大限に発揮させることによって、良い状態を維持していくこと。
病気は、回復の過程である
全ての環境が、患者に影響を与えている。 ということ。
そして看護覚え書の中でこう述べる。
看護は何をなすべきか-
看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさなどを適切に整え、これらを活かして用いること
また食事内容を適切に選択し適切に与えること-こういったことのすべてを患者の生命力の消耗を最小に
するよう整えること、を意味するべきである。
適切とは、言い換えれば「ここちよさを感じること」であり「苦痛がないこと」だと思う。
つまり…ここちよい暮らし(環境)が、その人の生きる力を最大限に引き出す ということなんだよね。
TNRや保護を始めて十年以上が過ぎ、猫たちもみなそれぞれ歳をとり、その数が増加から減少に転じて久しい。
いろいろな形のお別れがあり、それぞれが愛おしい最期の日々。たくさんの葛藤や迷いや後悔を重ねながら
最期の日々にどう寄り添えばいいのかを考え続けてきたように思う。
ここちよい暮らしが生きる力を最大限に引き出すとしても、生きる力にとて限界がある。
飼い主はその子に「生きていて欲しい」から「生きる力の限界」から目をそらしてしまいがちだ。
けれどどんなに良いケアや治療を施しても、いつか生命力は衰弱し、生きる力には限界がやってくる。
生きる力の限界とは老衰と言い換えることができると思う。
目指すのはソフトランディング。ここちよい暮らしの中で生きる力を使い果たすまで生きて逝けること。
さて、件のかいせんくん。3歩進んで2歩下がったり、はたまた4歩下がったりw
ジスロマックでは口内炎のコントロールが難しく、結局現在はステロイドの内服に切り替えている。
一時はペースト状のものしか口にできなくなっていたが、ステロイドの食欲増進作用も手伝って今はドライも
コンスタントに減るようになってきており、状態は徐々に浮上中。…と思いたい。すごく思いたい。
ただ、まだ全然グルーミングが行き届くほどでもないし、殆どの時間を寝て過ごしているし…体力的には
ギリギリというところだろうと思う。が、鼻先に銀スプウェットを載せた皿を出せば食べ始めるし、途中で
食べやすいよう盛りなおすことも受け入れ、敷物を替える時にビビリションをすることも無くなった。
かいせんくんなりに、少しずつ(私を含め)環境に慣れて来ているように感じている。そうして痛いことも、
怖いこともひとつずつ少なくなって、ここが安心できるここちよい場所になるといいな。
4月も終盤。キジの声が響くようになったら孟宗タケノコはそろそろ終わり、いよいよ破竹の季節。
ぶっちゃん、山の茶畑でお茶摘みが始まったよ。 もうすぐ5月。
頭は生きているうちに使うようにします、、私も。
あ、マイチンゲールにとんだが、観れなかったw
かいせん君は、
まぁ、相変わらずにみえちゃいますが、
保護されて良かったね。ありがとうございます、
洋服を着たぶっちゃんも頑張っている、
コチラは、確実に飼い主が生きる力を引き出している!
頑張れ、しろりん家と猫ちゃん達よ。
チーバから応援を送る、
介護、よろしゅう頼むわ。
本を読むまでは良いのですが、文書を書くのがとても苦手で、夏休みの宿題では読書感想文が悩みの種でした。
なので、ポイントをしっかり捉えて要約出来るしろりんさん、スゴイです~尊敬!
かいせん君、ゆっくりペースですが、少しづつ環境に馴染んできているんですね。
このまま心地よい落ち着く環境になりますように★
「あ!」って気が付いた時に、体調もぐんぐん良くなるといいな~。
保護部屋じゃないお部屋組は和やかな時間が過ぎてそうですね♪
お日様が心地よい季節…時に強すぎですがww…お日様に風に楽しんでお昼寝してね~。
ようやっとね、今一時的に現世に戻ってきてる(笑)アドバイスくれる上司が
茶摘みで忙しいのでワタシタチはこれ幸いと逃避中。
使える…生きてる脳細胞があるうちは頭は使ったほうがいい。
…が、ほぼ死滅しているワタシにはあまりにも無謀過ぎたwwww
かいせんくん、いまはもうちーっときれいになってるよ。
ゴハン食べれるようになったし、涎も減ったんで明日からステロイド減量の予定。
そろそろふわり部屋に放牧したいので、元気になってほしいわー。
ぶちは相変わらずのごきげんさん。それが一番だよねー!
ナイチンゲール…また直しておく、そのうち(笑)
論文…書き方をちゃんと勉強したこともないしねー。最近は看護論文の書き方の
授業があるらしいですが、私のころにはそんなものなかったし…。
提出した1本目は「保留」で、すごい量のコメントと修正箇所指摘で戻ってきましてね
さっくり「不採用」でよかったのにねぇ…とはいえ1Wで修正しきれる量じゃなく…
今回は再提出見送りになりました。(´▽`) ホッ。世の中にはホントすごい先生がたが
いるのねー。そこまで読み解くのか!と驚くとともに申し訳なくなりましたよ。
あともう一本、もうすぐ締め切りですがどーなるのかな(笑)
かいせんくん、少しマシな風貌になってきました。前足もきれいになってきたしね。
ちょっとずつでいいから馴染んで欲しいです、マジで!