続・往復７５０キロの旅 ～最終章～ 帰り道にて

午前中で仕事を終えたわたしは、のんびりと釧路の景観を堪能したのでした。。

気がつけば、日が陰ってきた時間になったので（午後５時頃）、わたしは
もうちょっとここ釧路でスローライフを堪能したいと思う反面、渋々ながらも
地元（某Ｓ市）へ帰ることにしたのでした。

帰りの道路も、いたるところにパトカーが獲物をとらえるかのように待ち構えて
いましたが、行きで懲りたわたしは安全運転を心がけて車を走らせていました。
そして、問題の峠で再び事件が起こりました！

わたしが峠にさしかかった時間はもう夜の８時を回っており、あたり一面は暗く
閉ざされていました。幸いわたしの前の大型トラックがいたので、わたしは
トラックの後ろに付いて走行していたのですが…
先がカーブでもないのに、トラックがいきなりハンドルを右に切りました。
後ろを走っていたわたしもあわててハンドルを切り、路肩を見ると、なんと
大人のシカ２匹が道路の脇で草をむさぼっていました！！
（大人のシカが車に衝突すると、車も大破するほど威力があるそうです）

そういえば、峠の手前や釧路へ行く途中の至る所に「シカ注意」や「クマに注意」
の看板が立っていたことに気が付きました。
しかし、シカなら見かけてもヒトを攻撃することはほとんどないと思いますが、
クマに遭遇したら…ねぇ。。「クマに注意」どころの騒ぎじゃないと思うけど…
（ちなみに、シカ・クマの他にキツネのマークやタヌキに注意のマークの看板も
あります）


その後、峠を越えたわたしは何事もなく家に帰宅したのでした。
家には、わたしの帰りを待つ姉や仏さまに祭る為に買ったお土産を持って…

（おしまい）