私はインテリアデザインの仕事で、店舗デザインに携わって3年ほどたちましたが、友人である大原拓弥さんとの出会いによって、飲食店のデザインの面白さとその可能性について深く考えるようになりました。
大原さんは、店舗の成功物語にとどまらず、デザインがもたらす影響力と、その中に隠された経営に対する無限の可能性を私に教えてくれました。
◎高卒から事業を立ち上げ右肩上がりの人生へ
そんな大原さんとは、新卒の頃に出会いましたが、当初は内装関係の仕事をしながらご自身の事業立ち上げを目指していました。
今では法人化され人材やIT、イベント事業など手がけどんどんステージを上げられているのを見て、人生とは可能性でしかないなと改めて感じました。
大原さんは元々は大阪で商売家系の家で生まれ育ち、祖父も父親も自営業を営んでいたそうです。
こう言うと、商売家系で大原さんも必然と経営者へまっしぐらかと思っていましたが、
学生時代はというと小学校、中学校、高校を通じて、全く勉強してこなかったらしく、
高校時代には何と教科書を一冊も持って来なかったそうです!
元々勉強ができたりとか、才能があるタイプではなかったとよく話されています。
高校卒業後は内装関係の会社に就職し、文字通り死ぬほど努力を積み重ねて現場監督を通じてデザイン、設計、施工管理などに携わり、なんと入社3年目で若手のトップとなり東日本の若手を束ねるほどの実績を作り上げたそうです。
そんな会社員で努力されているところから人との出会いにより、経営者となり現在のように飲食店の立ち上げにも携わるようになりました。
大原さんのように、幼少期や学生時代に勉強が得意でなかった人が、情熱を持って取り組むことで大きな成果を上げる姿は、非常に創造力に満ちていますね。
◎様々な飲食店の立ち上げを手伝ってきたからこそ見えるデザインの醍醐味
大原さんの手がけた飲食店は、単なる商業的な成功だけでなく、デザインを通じて人々の生活に直接影響を与えるものでした。
設計した飲食店は、ただ食事を提供する場ではなく、訪れる人々に新しい体験や感動を与える空間となっているのです。
大原さんは「飲食店のデザインは、見た目の美しさだけでなく、空間の使い方や照明、色使い、音響など、多くの要素が組み合わさって一つの「体験」を作り出す」と仰っていました。
画像参照:https://www.i-ienavi.com/2018/04/9577/
これらの要素がうまく調和することで、訪れる人々は心地よさや安心感を感じることができ、
さらに、デザインによってはお店のコンセプトやブランドイメージを強化することも可能です。
大原さんは、以前友人である経営者のお店の立ち上げに携わり、その際アジアで活躍する店舗デザイナーと一緒に内装設計されていました。
内装設計をする中で、照明の設置する場所の意図や、そこに設置することによってどのような効果をもたらすのか?などと細かく設計されています。
例えば、バーカウンターのあるお店で、カウンターをテラス間接照明を設置する際、カウンター全体を均一に照らせえるように照明を配置するなど、お客様の目線に立っております。
独自のコンセプトとストーリーを聞くと、内装デザインをされたその場にいるだけできて良かったと、料理だけではなくその場の空間も普通の飲食店ではなくその人にとって特別なものになることばかりでした。
◎最後に
大原さんの仕事を通じて学んだのは、デザインには無限の可能性があるということです。飲食店のデザインは、単なる装飾やレイアウトにとどまらず、人々の心を動かし、感動を与える力を持っています。
そしてその力を最大限に活かすことで、私たちの日常生活がより豊かで、意味のあるものになるのだと感じました。
デザインは単なる視覚的な美しさを追求するだけでなく、その場所に訪れる人々の心に響くものを創り出す、そんな可能性を秘めているのです。
大原さんとの出会いを通じて、私はデザインの魅力とその力に改めて気づくことができました。
これからもその探求を続け、さらなる可能性を追求していきたいと思います!
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