皆さんはこの美術館を訪れたことがありますか?
画像参照:https://hokusai-museum.jp/modules/Page/pages/view/605
こちらは東京都墨田区にある「すみだ北斎美術館」で 世界的に有名な浮世絵師・葛飾北斎の作品を展示する美術館として2016年に開館しました。
実はこの美術館、建築としても非常に注目されているんです。
今回は、そのデザインの魅力を深掘りしてみたいと思います!
町に溶け込む近未来的なデザイン
建築を手掛けたのは、日本を代表する建築家・妹島和世氏。
彼女がデザインした建物は、一目見ただけで強い印象を残します。
まず外観ですが、四方がアルミパネルで覆われたミニマルなデザイン。
画像参照:https://ppap.kinto-jp.com/spot/7100
無機質なメタリックな質感が都会的な印象を与える一方で、パネルの反射によって周囲の景色が映り込み、 地域の風景と一体化するような効果を生み出しています。
さらに特徴的なのは、建物のどこにも“正面”がないこと。
四方に分かれたエントランスは、それぞれ違う方向からのアプローチを可能にし、 まるで美術館自体が街に開かれ、誰でも自然に入りやすい空間になっているんです。
内部空間の工夫と北斎へのオマージュ
美術館の内部は、シンプルながらも北斎の作品をより魅力的に見せる仕掛けが施されています。
建物は4階建てで、各フロアがスロープや吹き抜けでつながっており、 コンパクトな空間を広く感じさせる設計になっています。
常設展示室(4階)では、北斎の代表作をはじめ、彼の生涯や制作過程を紹介しております。
また、等身大の北斎のアトリエが再現されており、 江戸時代の空間の中で、彼の創作の息遣いを感じることができます。
画像参照:https://hokusai-museum.jp/modules/Page/pages/view/1067
特別展示室(3階)では、北斎の作品に関する企画展が開催され、 訪れるたびに新たな発見があるのも魅力のひとつ。
そして、最上階には展望ラウンジが設けられており、 窓からは近隣の緑豊かな公園や東京スカイツリーを眺めることができます。
北斎が生きた墨田の地を見渡しながら、彼の世界観に浸れる空間になっています。
建築×アートの融合を体験しよう
「すみだ北斎美術館」は、単なる美術館ではなく、 建築デザイン自体が北斎の芸術と響き合う特別な空間。
ミニマルなデザインながらも、街と調和し、訪れる人々をやさしく迎え入れる設計。
そして、展示空間には随所に北斎へのリスペクトが込められています。
東京観光の際には、浅草や両国とあわせて足を運んでみてはいかがでしょうか?
きっと、北斎の芸術だけでなく、その世界を包み込む建築の魅力にも心を奪われるかと思います。
☆施設詳細☆
施設名 :すみだ北斎美術館
住所 :〒130-0014 東京都墨田区亀沢2-7-2
代表電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
営業時間:9:30〜17:30(最終入館 17:00)