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小鳥見日記

ダム湖のまわりの小鳥たち

笠間市の飯田ダム探鳥会、12月以来の2回目。
少し空気は冷たかったけれど風もほとんどなく、声の大きな人もいなくて(笑)少人数の穏やかな会。

ダム湖には前回もそんなに水鳥がいたわけではなかったけれど、さらに減っていた。
それでも最初に登場するミコアイサのオス。

この日は、ほぼ初めて双眼鏡を使います、という風情の方が複数いて、すぐそこに見えているアオジの場所を伝えるのにみんなで四苦八苦。
教えてもらうほうも教えるほうも近くに住む少し年配の方だったので、最後の方は茨城弁全開(笑)
それでもみんなが「なんとかして見てもらいたい」という気持ちがあふれていて、ほのぼのしてしまった。
やさしい気持ちで鳥は見たいものだよね。

食事中にお騒がせしました。

茂みの中にウグイス。ここではまだ「ホーホケキョ」は聞こえなかった。

ヤマガラの声がしてみんなで探したら、いたいた!
かわいいねえ。

ダム湖の周辺は「いばらきヘルスロード」に指定されていて、一周すると4.8km。
これを2時間ちょっとで鳥を見ながら歩こうとするので、鳥がいないときにはそこそこのスピードで歩く。
何か聞こえて立ち止まって鳥を探していると置いていかれるんだけど(笑)見つかって声をかけたら戻ってきてくれるし、そうじゃなくても一本道なので迷子にはならない。

ジョウビタキはオスもメスも出てきてくれた。これはメス。まるーい!

ダム湖も一周する間ほぼずっと見えているので、林を見たりダム湖やそれに続く川を見たり忙しい。

カイツブリ、口が開いてるよ!

猛禽類はトビしか出なかったけれど、なんか揉めていた。

最後にミコアイサのオスが3羽そろって登場。メスは?(笑)
菅生沼にはメスだけ2羽いるんだけど、こんなことってよくあるんだろうか。

一周して鳥合わせをしたところ、この日見られた鳥は25種。
近くに住んでいて初めて来たという年配の男性がいて、途中でもスコープで遠くの鳥が大きくハッキリ見えること、望遠レンズ付きの一眼レフで撮影していた男性の写真を見せてもらって想像以上に美しく撮影できることにおどろいていたんだけど、「おれは4つか5つくらい見て終わんのかなと思ったら25も見られるんだな! いやあ見てみないとわかんねえもんだなあ。」と心底うれしそうにニコニコしながら帰っていって、ほんとによかったなあと私も思ったり。

小鳥の声をよく確かめないで歩いてしまったことが気になって、この日も1人延長戦。
道路脇の斜面にアオジが数羽でてきて採餌している。

ヤマガラも数カ所にいた。

そして、声だけ聞こえたけど確かめに行けなかったベニマシコ。
飛び出してきたジョウビタキを追いかけていたら、反対側から鳴きながら姿をあらわした。

先ほどの声は私ですが何か? とでも言いたいのかな(笑)

ひょっこりはんスタイル。

あなたのことをいろんなスポットで何十人ものカメラマンが大砲構えて待ってるのよ。
今日は私1人ですけど。

ごちそう一人占め状態だねー。お口から出てますよ!

なごやかな人と鳥とに囲まれて、大きな公園でのモヤモヤが晴れたいい一日でした。

●この日見た/声を聞いた鳥 ※鳥合わせの結果リスト。自分で見聞きしていないものは★

  • カルガモ
  • マガモ
  • ミコアイサ
  • カイツブリ
  • オオバン
  • カワウ
  • アオサギ
  • ダイサギ
  • トビ
  • モズ
  • ハシボソガラス★
  • ハシブトガラス
  • ヤマガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • メジロ(声)
  • シロハラ★
  • ツグミ★
  • ルリビタキ★
  • ジョウビタキ
  • セグロセキレイ★
  • ベニマシコ
  • アオジ

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