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小鳥見日記

菅生沼で白鳥に惑わされる

頑張って7時に遊歩道入口に着くように家を出てみる。
晴天の日の出直後が放射冷却で一番気温が下がるというけれど、今日はそういう朝かもしれない。
雲一つない、とまでは言わないけれど。

上沼にはまだ白鳥は来ていないようだけど、中沼(反町堤)のほうからさかんに鳴き声がきこえてくるので、もうすぐ飛んでくるんだろう。
ホオジロやスズメを見ながら上沼に着いた、が、オナガガモしかいない。
さっきコハクチョウが2羽飛んできたと思うんだけど…。

いつものカメラマンさんに聞くと、さっきの2羽はどこかへ行ってしまったようだ。
ずっと鳴き声と羽ばたきだけで、全然飛んでこない、と。

雑談をしながら双眼鏡でぐるっと見回すと、オナガガモの他にハシビロガモとマガモ。
ハシビロガモはペアになるのが遅いので、まだオスがきれいになってないんだよー、と教えてもらった。

ちょっと待ってみたけど白鳥は来ないので、中沼のほうへ歩く。
いつものところにいつものチュウヒ。

この日はモズがよく出てきた。

中沼に着くと、ざっと5〜60羽くらいの白鳥がいる。
白鳥だと思ってみないと「あの白いこんもりしたものはなんだ?」と思ってしまいそうだ(笑)

まだ寝ている個体も多かったけど、ごはん食べてるのも結構いた。
首が真っ黒になっていくわけだ。

日がのぼってやる気が出たのか、少しずつ飛び立ち始めた。

平日だけど朝の7時から上沼の駐車場で待機している人、カメラを持って上沼〜中沼の土手を往復する人などなど。
熱心だなあ。

上沼にいなかったアオサギ先輩は今日もこちら。

ホオジロは年が明けてからよくさえずるようになって、またこんなところにとまってくれるようになった。

シロハラが飛び上がって高いところにとまる。

アオジの色がとてもきれいになってきて、特にオスが鮮やか。
この日は何羽も出てきてくれたけど、写真が撮れたのはこの子だけ。

遊歩道の終わりのほうでエナガシャワー。
ここにたくさんいるんです。見えないと思うけど。

いつものカメラマンさんに「探鳥会では声の大きい人の言うことを鵜呑みにしないほうがいいよ。」とアドバイスをもらう。
先日の探鳥会で、明らかに違うことを「間違いない!」とゴリ押ししていたのを聞いていたようだった。
確かに素人に毛が生えた程度の私から見ても「ん?」と思うことを言う「常連さん」もいる。
まあそういう人にまともに対抗したところで誰もいい気分にはならないんだよね。
なのでそこはスルーして、自分が正しい知識を持つしかないんだろうな、と思ったり。

●この日見た/声を聞いた鳥

  • コハクチョウ
  • オオハクチョウ
  • ハシビロガモ
  • カルガモ
  • マガモ
  • オナガガモ
  • キジ
  • キジバト
  • クイナ(声)
  • オオバン
  • カワウ
  • アオサギ
  • チュウヒ
  • カワセミ
  • モズ
  • ハシブトガラス
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ウグイス(声)
  • エナガ
  • メジロ
  • ガビチョウ
  • シロハラ
  • ツグミ
  • スズメ
  • シメ
  • カワラヒワ
  • ホオジロ
  • オオジュリン
  • カシラダカ
  • アオジ

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