またかと言われようがまた奥日光へ。前回の反省をいかして6時赤沼着を目指す。
泉門池〜北戦場まで行って引き返し、小田代ヶ原を回って帰ってこよう、と計画してたんだけど、結局また北戦場往復。でも16時近くまでいた(笑)
というのも、曇り〜晴れ予報だったはずなのに、6時過ぎに赤沼に着くと小雨に霧も出てしまったから。とはいえ降り続く感じでもなかったので、ドライブがてら金精峠へ。12月下旬〜4月下旬までは通行止めになってしまう道路だ。
以前BIRDER誌にその先にある菅沼キャンプ村のレポートが載っていたことや、日光白根山の登山口周辺が野鳥観察ツアーの目的地になっていることを知り、ずっと気になっていたんだけど、つい戦場ヶ原周辺で丸一日使ってしまい、湯元温泉〜切込湖刈込湖までしか行ったことがない。
雨で歩けなくても1回様子を見ておこうという、あまり考えもなく気楽にアクセルを踏む。
山道の運転は特に抵抗はないけれど(あったらいろは坂来ないよw)、霧が出ているので慎重に。
駐車スペースがあるところに時々とめて、周辺の様子もチェック。
電線にキセキレイがいた。こんな天気だったんですよ。
ちょいちょい標高が書かれた展望エリアがあったりする。たぶんきれいな景色が見られるんだろうけどね。
窓を開けてゆっくり運転していると、道路脇の木にトケン類がしれっととまっていたりするので油断ならない。
金精トンネルを抜けると、群馬県片品村って…え、県境まで越えるつもりはなかったんですけど(笑)
あとで確認すると、金精峠は日光市と片品村にまたがっていて、標高も2,024mだとか、亜高山帯じゃないか。
思いつきで気軽に来ちゃダメだと思う。
車から降りて少し歩いてみると、いろいろな鳥の声がする。
戦場ヶ原あたりではお目にかかれないコルリの声。
戦場ヶ原あたりではお目にかかれないコルリの声。
あちこちで鳴いているのは、本物は初めて聞くんだけど、WEBで聞いたことがある鳴き声。
なんだっけ…と必死で思い出しつつ、思い出せなかったときのために録音。
検索しようにも携帯の電波は通じないエリアだ。
なんだっけ…と必死で思い出しつつ、思い出せなかったときのために録音。
検索しようにも携帯の電波は通じないエリアだ。
薮の中をよーく見ていると、ウグイスくらいの小鳥が鳴きながら移動している。
ああ思い出した、メボソムシクイの声だ! 写真には撮れなかったけど、初めまして。
エゾムシクイの声も聞こえる。
ああ思い出した、メボソムシクイの声だ! 写真には撮れなかったけど、初めまして。
エゾムシクイの声も聞こえる。
これは雪、駐車場には雪の小山も残っていた。
寒さに耐えかねて、雨用の上下を着る。
寒さに耐えかねて、雨用の上下を着る。
菅沼キャンプ村は有料利用者じゃないと入れない様子。
でも周辺の様子はわかったのでよかった。
こんなときでも裏切らないホオジロ。
さてそろそろ引き返そうと車に戻ると、一層霧が濃くなってしまい、視界が10mもなくてまあまあヤバイ。
フォグランプを点灯させてゆっくり運転。交通量がほとんどないからいいようなものの、山の天気の恐ろしさよ。
下準備もせず思いつきで来たことを反省した。
さてそろそろ引き返そうと車に戻ると、一層霧が濃くなってしまい、視界が10mもなくてまあまあヤバイ。
フォグランプを点灯させてゆっくり運転。交通量がほとんどないからいいようなものの、山の天気の恐ろしさよ。
下準備もせず思いつきで来たことを反省した。
帰りの途中、道路脇に刈込湖へ向かう登山道入口があり、その脇に駐車場もあったので降りてみる。
昨年6月に来たときは湯元温泉から上がってきたんだけど、この国道120号までがわりと急な登りでキツかった記憶がある。ここに車を停めたらちょっと楽かも。
昨年6月に来たときは湯元温泉から上がってきたんだけど、この国道120号までがわりと急な登りでキツかった記憶がある。ここに車を停めたらちょっと楽かも。
キツツキの声。こちらはアカゲラ。
もう1羽飛んできたと思ったら、久しぶりに見るオオアカゲラだった。
もう1羽飛んできたと思ったら、久しぶりに見るオオアカゲラだった。
赤沼の手前、三本松園地でトイレに立ち寄ると、カッコウの声がしてテンションが上がる。
この時点では戦場ヶ原でいやというほど聞けることを知らないので(笑)こんな遠くの写真まで撮った。
この時点では戦場ヶ原でいやというほど聞けることを知らないので(笑)こんな遠くの写真まで撮った。
結局2時間以上経過して、赤沼駐車場に着いたのが8時30分。
標高が下がるにつれて霧はみるみる晴れていく。戦場ヶ原の標高は約1,400mなので、金精峠との600m差はこんなに大きいんだと実感した。そういえば戦場ヶ原を歩いているときに、天気はいいのに山の上1/3くらい雲に覆われているのを結構見ていた。あれはこれだったのか。
標高が下がるにつれて霧はみるみる晴れていく。戦場ヶ原の標高は約1,400mなので、金精峠との600m差はこんなに大きいんだと実感した。そういえば戦場ヶ原を歩いているときに、天気はいいのに山の上1/3くらい雲に覆われているのを結構見ていた。あれはこれだったのか。
というわけで、計画はすっかり変わってしまったけれど、有益な時間を過ごしてから戦場ヶ原に向かうことになった。(②に続きます)