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小鳥見日記

ノビタキやホオアカが遊ぶ戦場ヶ原②〜小鳥のさえずりを追って北戦場まで

①で書いたこんな事情でスタートが遅くなってしまい、小学生の校外学習とぶつかる。
ただ、結局この日は最初から最後までひっきりなしに小学生たちが戦場ヶ原に入っていたので、よほど早朝か日暮れでなければどのみち一緒になる感じだった。

まず竜頭の滝方面へ。期待していたミソサザイの姿も声もない。金精道路でさえずりは聞いたからいいんだけど。
そういえば湯川の釣りが解禁になったんだった。釣り人が川の中まで歩いて入っていくので、ちょっとミソサザイは来ないかもね。
とはいえ、カワガラスは見られたし、マガモは釣り人が近づいてきても平気な顔をして泳いでいた。

アオジがあちこちでさえずってるんだけど、ちょっと違うさえずりが。
声の方向を見ると頭の上でビンズイがさえずっている。

 
途中の「ビビビビ…」を「マシンガンのよう」と表現する人がいて、なるほどと思った。

 
青空ものぞきはじめた。


赤沼から歩き始めると、この展望デッキが最初のノビタキ・ホオアカポイントではあるんだけど、遠い。


本当に遠い(笑)ご夫婦と思われる二人連れの方もいらしたけど、顔を見合わせて「遠いですね。」と笑い合う。


それでも少し手前のほうにホオアカが来てくれた。
これはオスメスのペアなのかな。ホオアカは区別がちょっと難しいな。

湯川にオシドリがいるかな、と思ったけど、この日は会えなかった。
ヒガラ、コガラも声はしてもなかなか姿が探せない。なんか見つけられない日ってあるんだよね。
 
次の展望デッキはベンチもあって休憩スペースになっているんだけど、小学生たちが日光の山々をバックに写真を撮る定番ポイントでもある。
「はい、班ごとにならんで!」「さっと入れ替わって!」「マスクと帽子とって笑って!」
ああ、本当に大変そう。おつかれさまです。
 
反対側の木でモズも見ている。


青木橋を越えて林の中に入ると、さっそくキビタキの声がする。
運良く見つけることができた! 何度見てもきれいだな。
 
泉門池を通り過ぎて、北戦場へ向かう人は少ない。
確かにこの道を行っても国道にぶつかってしまうし、光徳牧場までは車道沿いを歩かないといけないから、だったら湯滝方面に行くよね。
 
ミソサザイのさえずりポイントにはまた釣り人。もうしょうがないね。
そして北戦場ヶ原に出ると、奥のほうにめずらしく人がいる。
みなさんカメラを構えてるってことは、ノビタキかホオアカですね?
 
わー、こっちのコは近い!
 
風に吹かれてもがんばっていた。

シュッとしたホオアカも出てきた。


ここまで来てよかったなー、と思いながら引き返す。
川沿いの木でキビタキがずっとさえずっていた。
 


③に続きます。


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