探鳥会で筑波山の話をしていたところ、「真壁町のほうから登ったらすぐ御幸ヶ原に着くよ!」と筑波山のガイドをしている方が教えてくれた。
調べてみると確かに「深峰歩道登山口」というのがあり、登山コースとしても紹介されている。
筑波山「深峰歩道」—野鳥のさえずりと森林浴を愉しめる北側穴場コース
この登山道はインフラ整備のための車両も通行できるということで、最初から最後まで歩きやすかったし、本当に「え?」というくらいすぐに男体山の山頂にある電波塔が見えてくる。登山目的の人には物足りないと思うけど、ハイキングや野鳥観察が目的でつらい思いはしたくないという私のような人間(笑)には向いていると思った。
あと、公共交通機関で来られないしきっとタクシーにも断られるので(笑)あまりメジャーにならないんだろう。
カラ類の声がする。ヤマガラ登場。
コゲラ。静かなので声よりもつつく音で気づくことが多かった。
シジュウカラにしては小さいぞ? と思ったらヒガラ。遠いし逆光だしピント合わないし。
シジュウカラにしては小さいぞ? と思ったらヒガラ。遠いし逆光だしピント合わないし。
おしりは必要以上にキレイに撮れましたが(笑)
途中、間違いなくルリビタキの声がしたのに、姿を確認する前に遠ざかってしまって残念。
他にも判別できない鳴き声がして宿題が増える。
御幸ヶ原目前ではウグイスが笹薮の中でさえずっている姿を目撃。いつのまにか地鳴きもしなくなった。そして薮の奥すぎて撮影は無理!
さあゴールだ、と思ったら目の前に鳥がとまっている。
え、ハギマシコ? いなくなったと思ってたけど…と歩を進めると10羽くらいが地面から飛び立つ。
実は知らずに歩いていたけれど、このコースのゴールは冬にハギマシコの群れが飛び交い、ずらりと並んだ大砲レンズが上の柵から狙っていたエリア。これが冬なら石を投げ罵倒されるところだったわ。
幸いまだケーブルカーの運転前だったこともあり、カメラマンは一人もいなかったからよかった。
幸いまだケーブルカーの運転前だったこともあり、カメラマンは一人もいなかったからよかった。
くちばしになんかついてるね、ごはん食べてたのに飛ばしちゃってごめんね。
ウソみたいに近くなのにあまり逃げなかった。
後の予定があったので御幸ヶ原はチラ見した程度だけど、アオゲラかアカゲラのドラミングや、ヒガラ・ヤマガラの声、よくわかんないけど何かのさえずりwが春らしい。
下りではさっきハギマシコがいたところにホオジロ。
と思ったらその手前に隠れていたハギマシコを5〜6羽飛ばしてしまった。
さっきケーブルカーの一便目着いたよな、もうハギマシコ狙いの人も聞かないけど怖いカメラマンいたらどうしよう、と慌てて周りを見ると超望遠レンズのカメラを持ったおにいさんが一人、遠くからこちらを見ているので頭を下げてそそくさと下山。
次はもっと早い時間に来よう。
ハギマシコとはさすがに今シーズンはお別れなのでは。またね。
帰り道ではミソサザイのさえずりが!
時間がなかったし超難関なので探すのは諦めたけど、とてもキレイな声でした。よかった。
YAMAPの地図を見ると下りのコースタイムは30分になっていて、ほんとにそれくらいで着いた。ずっと林の中なので夏は涼しくてよさそうだな。
5月には探鳥会もあるそうなので楽しみができた。
●この日見た/声を聞いた鳥
- キジバト
- コゲラ
- ハシボソガラス
- ハシブトガラス
- ヒガラ
- ヤマガラ
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ウグイス
- ガビチョウ(声)
- ミソサザイ(声)
- ルリビタキ(声)
- スズメ
- セグロセキレイ
- ハギマシコ
- ホオジロ