Xのタイムラインに「ヨシゴイ」「ミョウガ」が並ぶ。どういうことだ(笑)
ヨシゴイは見たことがない。菅生沼での観察記録はあるにはあるし、いかにもいそうな環境ではあるんだけど、探鳥会でも名前が出てきたことがない。
出会ったときにわかるように、1回本物を見ておきたいなー、ということで、川越の伊佐沼へ行ってみた。
平日は渋滞する国道16号も週末の早朝ならそうでもないだろう。
確かに現地までは渋滞はなかったけど、午前6時半でもずらっと路駐された車が!
(全員鳥狙いのカメラマン…)
伊佐沼は一周しても4,000歩にもならないんだけど、公園や農産物直売所もすぐそばにあるのでキレイなお手洗いがいくつかあるし、自動販売機もあちこちにある。
駐車場も4カ所あって、三脚に大砲レンズ構えているところまで100mとか200mとか。
なのに当たり前のように路上駐車して、車の中とはいえ窓開けてタバコ吸うから煙たいし、あれ絶対吸い殻もポイ捨てしてると思う。ああいう人と同じように見られるのが本当にイヤだ。
まあ人は変えようがないのでスルーして沼を見ると、子連れのカイツブリ!
カイツブリは菅生沼はもちろん、どこへ行っても見る鳥だというのに、親子でいるところは一度も見たことがなかったのでテンションが上がる。
ヒナはもふもふしてかわいいな。
ごちそうをゲットしたコも。
そうだ、ヨシゴイを探しに来たんだった。
沼のまん中に島のようになっている葦の上をひらひら飛んでいる鳥。あれは見たことがないぞ。
降りたところを撮ってみると、ヨシゴイだ。思ってたよりずっと小さいなあ。
これがミョウガっぽいのかな(笑)奥にももう1羽とまってる。
この日は全部で5羽見ることができた。
コアジサシもあまり見る機会がないので、会えてうれしい。
飛んでる様子を狙って撮るカメラマンが多いけど、私は技術の問題で無理なので、美しく飛び回る様子はずっと双眼鏡で見ていた。
ところであのずらっと並んだおじさんたちは何を狙ってるんだろう。
ヨシゴイやコアジサシが飛んだら撮るには撮ってるけど、テンションが低い。
「今日は全然出ないな、朝からずっと粘ってるんだけど。」
「あー、こないだ●●さんが帰った後に出たんだよ。」
「そういうもんだよな、あはは」
という会話が聞こえてきて、狙いはどうやらクロハラアジサシ。めずらしい…んだろうな、見たことないけどw
このおじさんたちとは別に、地元でずっと撮ってるっぽいおじさんがいたので、ヨシゴイやゴイサギの話を聞かせてもらった。沼から田んぼにエサを採りにいくと1時間は帰ってこないとか。
ゴイサギ(の子どものホシゴイ)が頭をのぞかせている。
親は? と思って探すと、すぐ下にいた。
ひとしきり観察できたので、沼を一周してみる。
ずっと声がしていたオオヨシキリは、草の中ではなくて桜の木の上に。
公園との間にある川にイソシギがいた。かわいい。カエル食べてたけど(笑)
カルガモの中に、これはマガモ? 渡らなかったのか。
カイツブリは沼のあちこちで繁殖しているようで、ヒナもたくさん見た。
1周したところで、サギたちがまとまって飛び立った。
ダイサギやコサギは見慣れているけど、見慣れないフォルムのサギも。双眼鏡で見るとゴイサギが4羽。
田んぼのほうに降りたりまた沼に戻ったり。自宅周辺だと見ることがないサギなので、当たり前に飛んでるのがおもしろい。
結局もう1周して、鳥もあまり動きがなくなり、なにより暑くなったので撤収。
農産物直売所でたくさん買い物をして帰りました。
ヨシゴイも見られたし、コアジサシが垂直に水面に飛び込むところも見られたし、行ってよかった。
●この日見た/声を聞いた鳥
- カルガモ
- マガモ
- カイツブリ
- キジバト
- バン
- オオバン
- イソシギ
- カワウ
- ヨシゴイ
- ゴイサギ
- コサギ
- ダイサギ
- アオサギ
- カワセミ(声)
- ハシボソガラス
- ハシブトガラス
- シジュウカラ
- ヒバリ(声)
- セッカ(声)
- オオヨシキリ
- ツバメ
- ムクドリ
- スズメ
- ハクセキレイ
- カワラヒワ