バッグで毎日を楽しく   BUSY UEPY(びじー うえぴい)

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ちょっとだけ目立ちたい女子
思いきり目立ちたい女子へ
きらきらかばんをお届けします

女は強い

2013-09-03 23:56:17 | 日々
「実家の鍵、落としたーー(  ̄ロ ̄lll)」

妹からメールが来る

化粧ポーチに入れてたらしい
ポーチ毎失くしたらしいが、
いつから無いのかわからんと言う
つまり、化粧ポーチをずっと使ってなかった・・・

「女捨ててるわ」

と妹は笑う ≧(´▽`)≦アハハハハハ

その姉は、主婦を捨てている(ーー;)

全然掃除やる気になれん
惨憺たる状況の我が家

妹んちは娘3人
夏休みが終わるってことで、
焼き鳥で釣って、大掃除を手伝わせたらしい

「ええなー
 うちは野郎が4人みたいなもんで・・・」
とメールしたら
「自分を入れんなーー(-_-)」
と返信来た

こっちも、女捨ててる
似たモン姉妹

・・・・・・・・・・
母の施設を解約することにした。

結局、食べられない状況は変わっていない。
というか、食べることをほんとに忘れてしまっている。

鼻からの管がやはり気持ち悪いらしく
抜こうとするので、
両手は拘束されている。

それでも、自分で胃から栄養を摂取できてるからか
元気になってきた
顔色もよくなってきたし、いまいちわからないが言葉も出る

日曜ものぞきに行ったら
「そしたら、行こうか」と言う

多分、ここから出たいんだろな・・・と察しはつく

「えっと、歩けるようになった?」と話をそらす

母が首を振ると

「そら、あかんわー
 私、おんぶして行かんとあかんやん・・・
 ムリムリ、倒れてまうーー」

と大げさに言うと、笑う

ちょっと話が理解できるようになったのか?とも思うが、
しばらくすると
「そしたら、行こうか」とまた言う。

つまり、ほんの2,3分前のことを忘れてる

もう一度
「ええーっ、おんぶやでーー
 かんにんしてえなっ」
と言うと、笑う

これの繰り返し

でもまあ、その時だけでも会話を楽しめるんだったら
まあよしとしようか・・・

結局、意気地のない娘2人は
「胃ろう」の決断ができなかった。

鼻から管を入れている状態より
胃ろうの方が楽なのかもしれないけど。

母が食べられないのは
進行している認知症のせいで、理解度が乏しく
リハビリが困難で
しかも誤嚥の危険がある患者に
そこまでしてリハビリをするのは・・・と先生も逃げ腰だ。

わからなくもない。
食べる楽しさを忘れてしまった母にとっては、
飲み込むリハビリ自体がきつくて、
その先にある楽しみを夢見て努力することは不可能だろう。

結局、母は食べれない、座れない、歩けない、
よくわからない

結局、この状況で施設に戻っても
寝たきりだ。
だったら、病院の方が安心できるか・・・と思った
病院にいるなら、胃ろうにする必要はないか・・・と考えた

あんなに迷って悩んで、ようやく契約した施設

昨年9月2日に入所しているから
たった1年しかいなかったのか・・・

入る時は、終の棲家になると思ってた
こんなあっけないものだったのか

施設からは、PLの花火がきれいに見えると言われてた
入所する時、来年はここに泊まって見るわーと言ってたのに、
結局、8月1日既に母は入院していたので、
見ることはできなかった

何が一番いいのか、よくわからなくなる
よかれと思って選んでも、結局は無になる
時が過ぎてみないと、よかったのかどうかはわからない
今度の選択はいいのか、今の時点ではわからない
ほんとに難しい

でも、前を向いていくしかないってわけか・・・

じめじめ下を向いてたらあかん
がんばろ

女捨ててるとは言うけど、私らは女
女は現実的

こうして、私ら姉妹は、強くなってく