ＣＰが大きく破れているのにどうしてＢと反Ｂとが同数なのかお悩みの貴兄にｗ）

ｂフレーバーは正クォークも反クォークも時間を逆行している負エネルギーだと言えますｗ）

それは韓=南部模型より、ｂクォークの裸の電荷が０であると考えられることから、ＣＰが偏っているという結果以外にも、それ以外にも存在させることのできる、結論の候補として「ｂクォークであっても反ｂクォークであっても時間逆行している負エネルギーであることに違いはない」という「偏り」として理解されました。

「ＣＰＴＥ恒等」より、物理的にはＣＰとＴＥとはハッキリ異なるのですが、数値としてはＣＰ＝ＴＥであることが雄弁に示されております・・。

ですからフレーバーとしたら正クォークと反クォークとが同数であったとしてもＣＰ＝ＴＥ破れの実験結果が「破れているように出た」としても不思議ではございません！

ゆえに

ＣＰが大きく破れていたとしても、それはＴＥ破れを観測していたのであって、Ｂ中間子と反Ｂ中間子の個数そのものが偏っていなくても不合理ではございませぬ・・。