ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

カイラリティーは対称性ではなくW粒子はクォークにとってゲージボソンではない・1

2012年11月29日 | Weblog
カイラリティーについては先に述べたように、対称性だとしたら南部=ゴールドストンボソンが出るはずであり、

そこに、真空期待値をもったヒッグス場が出るのは、なにかまったく別な他の脈絡から生じているのだと判断すべきである。また、W粒子についても国内では長らくW中間子と言っていたように、いわゆる《二中間子論》の片割れとしての意味を持っていた時期が長く続いていたという歴史が存在する。一時期などはWもしくは谷川中間子と併記されていて「少なくとも中間子である」とする立場を鮮明にしてきた。

それがハーバード大のシュウインガー一門によってゲージボソンだと認識を新たにされて久しいw)

シュウインガー一門とは、グラショウ・ワインバーグ・サラム等の、他でもない1979年に電弱統一理論によってノーベル賞を受賞した面子を含むのだが、その電弱統一はワインバーグ論文をひも解くまでもなく《レプトンの理論》に根ざしたことであったのだ。ところが、ゲージ粒子の定義を「真空に沈積しているクーパー対から粒子反粒子対創生を果たすもの」とすると、W粒子はレプトンにとってのゲージ粒子のはずなのだが、そうとばかりに言えない。

カミオカンデでお馴染みのレプトン反応を例にとればわかるだろう・・。

太陽ニュートリノなり、超新星爆発から飛来したニュートリノなり、が、核外電子をかすめる際に弱相互作用が生じて電子とニュートリノとを入れ替えてしまう。で、その際に「中間状態としてのW粒子は電子とニュートリノとから出来ている」とは言えないだろうか。そのことを発見した私は小躍りして「W粒子こそはレプトンの世界のユニバース粒子なのだ」と叫んだことを忘れもしない。

このように進行方向が揃えばW粒子は電子と反ニュートリノではなくてニュートリノに崩壊するのだw)

加速器実験においては(運動量保存則が効いて)生成されたW粒子が崩壊すると、電子と反ニュートリノ(?)が正反対の向きに近く飛ぶのだが、反ニュートリノのスピンが右巻きだということは憶測によってしか分からない。と、いうよりも、標準模型においては、反ニュートリノはT変換によって負エネルギーになっている素粒子だから、時間を逆行させても軸性スピンは反転しないんだが、結局のところ、負エネルギーゆえに逆まきと同じ作用をするとして《V-A相互作用》を矛盾しないように考えられている。

反ニュートリノは、時間逆行しようが、時間順行しようが、どちらにしても右巻きなんだが負エネルギーゆえに左巻き反応と等価だというわけw)

だけど、これって可笑しくないでしょーかね、T変換をすればE変換を伴うというのは見かけの話なんですから「正エネルギーの素粒子もT変換すると負エネルギーとしてふるまう」ということなんです。これじゃ困るじゃないですか、なぜって、なにしろ「元来が負エネルギーの物がT変換によって正エネルギーとしてふるまう」のが反粒子実在に際しての約束事じゃないですか、それを踏みにじって先を急ぐのは危険思考ですよ!

加速器によって生成されたW粒子が崩壊して出てきた反ニュートリノは右巻きと等価なんですよね?

いったいぜんたい、どーして、どーやって、V-A相互作用が成立しているんでしょーか?

ユニバーサルフロンティア理論からは「その為にも粒子反粒子変換にはTE変換が要求されるのだ」とアドバイスします・・。



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