浮力運動の原因が物体上下の圧力差でない、ということは重力ポテンシャルmghだけが存在して重力mgは存在していない、ということになります。そもそも力Fとは何かを突き詰めていったらF=maというニュートンの運動方程式に行き当たると同時にF=-kxというフックの弾性法則だって必要です。つまりニュートンが物理学に導入した抽象的な力概念を具象化してくれるのがバネ弾性による測定でした。あるいは気体分子運動論では壁面にぶつかって運動力交換をする気体分子運動が圧力の原因ですから衝撃を力Fに翻訳することも可能です。
しかし浮力現象ではバネ弾性だって分子運動だって上下で変わらないのです!
そうしたら《AB効果》によって存在を証明された電磁ポテンシャルと同じく重力ポテンシャルだって実在すると指摘せざるを得ません。電場も磁場も0である条件下で電子の位相は電磁ポテンシャルによって変化しました。重力場では物体に働いている力はすべて釣り合っているのに移動する現象だと考えたら良いでしょう。
つまりそれが《準静的移動》というわけなんです!
上下を他の物体に挟まれて身動きが取れないところを水というのは流体だから移動してくれる、移動してくれるならば《最小作用の原理》による運動を始めてくれて位置エネルギー最小に向かう、という話。で、一般相対性原理によるならば(落下していく物体は加速度を持つように見えていますけど)地上で静止している観測者よりも静止らしい運動なのですよ、それが…。そこが「重力運動は空間の湾曲に沿った運動である」という大切な認識なんです。地上に静止している我々の体重は鉛直下向きにバネばかりで測定できる力を及ぼしていますけれども地面あるいは建造物の床から同じ大きさの垂直効力を受けて釣り合っています。
それに対して自由落下する物体には力は働いておりませぬ!
古典力学では加速度座標を採用しての重力と慣性力の釣り合いになるところなんですけれど一般相対性原理ではそうじゃないです。そして潮汐力による現象だって力の不均衡ではなくて空間の湾曲が不均衡だからです。水中にあって不安定な物体というのは正にこの自由落下途中の物体にも比すべき自由系の住人なんです。物体の質量をm’とし、同じ体積の水の質量をmとすればm>m’、物体がhだけ上に移動したら重力ポテンシャルはm’ghだけ増大するから外部からの仕事が必要なように見えますが、その分、同じ体積の水が平均してhだけ下降して埋め合わせをしますから重力ポテンシャルはmghだけ減少します。
m’gh-mgh<0だから不安定な釣り合いだった自然はこの方向に移動できます!
「自然はエネルギー値最小に向かう」
しかし浮力現象ではバネ弾性だって分子運動だって上下で変わらないのです!
そうしたら《AB効果》によって存在を証明された電磁ポテンシャルと同じく重力ポテンシャルだって実在すると指摘せざるを得ません。電場も磁場も0である条件下で電子の位相は電磁ポテンシャルによって変化しました。重力場では物体に働いている力はすべて釣り合っているのに移動する現象だと考えたら良いでしょう。
つまりそれが《準静的移動》というわけなんです!
上下を他の物体に挟まれて身動きが取れないところを水というのは流体だから移動してくれる、移動してくれるならば《最小作用の原理》による運動を始めてくれて位置エネルギー最小に向かう、という話。で、一般相対性原理によるならば(落下していく物体は加速度を持つように見えていますけど)地上で静止している観測者よりも静止らしい運動なのですよ、それが…。そこが「重力運動は空間の湾曲に沿った運動である」という大切な認識なんです。地上に静止している我々の体重は鉛直下向きにバネばかりで測定できる力を及ぼしていますけれども地面あるいは建造物の床から同じ大きさの垂直効力を受けて釣り合っています。
それに対して自由落下する物体には力は働いておりませぬ!
古典力学では加速度座標を採用しての重力と慣性力の釣り合いになるところなんですけれど一般相対性原理ではそうじゃないです。そして潮汐力による現象だって力の不均衡ではなくて空間の湾曲が不均衡だからです。水中にあって不安定な物体というのは正にこの自由落下途中の物体にも比すべき自由系の住人なんです。物体の質量をm’とし、同じ体積の水の質量をmとすればm>m’、物体がhだけ上に移動したら重力ポテンシャルはm’ghだけ増大するから外部からの仕事が必要なように見えますが、その分、同じ体積の水が平均してhだけ下降して埋め合わせをしますから重力ポテンシャルはmghだけ減少します。
m’gh-mgh<0だから不安定な釣り合いだった自然はこの方向に移動できます!
「自然はエネルギー値最小に向かう」