私はエネルギー保存則だって原理だと思うという話をしておるのであって

不確定性が原理ではないという主張があったが、ま、それとはあべこべにね、エネルギー保存則は原理だと私は言っているのであってねｗ

　ま、一つづつ行けば、私見では、不確定性に関しては「揺らぎの方が原理」ではないかと思っているし、それに「不等式の物理原理なんてオカルトぽくって気持ち悪い」というような個人的感想をものしております。そのうえでエネルギー保存則だけは物理原理であってね、ま、単に法則性なのではないよいう理解をさらにものしているワケ、ですがな。湯川プロセスによると自然はエネルギーの借金だってデキるワケであるが、その借金額をチョロマカスことだけは、神としてもそんなことまでは許しておらない、それは禁則過程だということ。
　
小林＝益川模型のペンギン過程はエネルギー保存則に反しておるから間違いだろう、とか、言いたいワケですがなｗ

　工学の畑では「あり得ないは禁句」だったりするのでしょーけど、理学の物理学にもなったら原理というモノがあって、ま、それに歯向かうことはデキぬ相談だという前提でコトが進んでおります。かつての“超光速ニュートリノ騒ぎ”が「実験ミスで決着した」話なども、頼りになる原理があればこそ解決したという実情に彩られておりまして。自由、自由、で進む工学の世界とは異なり、純粋物理の世界ではしばり、しばり、で進むというよーな違い、それが存在するということです、がな。

かつて光速度一定が原理だったら時空は波動現象だろうと私は夢想しておりました！

　いや、それは理科的発想による相対論研究が煮詰まってからのコトでして、最初から、そう構想していたのではなかったのですが、今では、ほぼ確信しておる状態です。いやあー、本を書き上げた直後の気分に戻るのは大変楽しいことですなあー、若返ったよーな気持ちになります。

それにしてもＷ粒子の作用によってｂクォークがｔクォークに遷移することは無いと思われます！

　そこはもっと質量の大きな、しかしILCでも観測可能な、ヒッグス粒子とＺ粒子に崩壊するＭユニバース粒子の作用がどーしても必要なのですがなー。だからILCを建設して稼働させて見てもらいたいのですよ、ですがＭユニバース粒子が目的でなければ見ても値打ちは半減するでしょう、否、値打ちは半減では済まない桁違いに値下がりしてしまいますがなー。単なるノーベル賞では済まないであろうエポックメイキングな超ビッグイベントを見過ごすことだけは避けてもらいたい限りですから、むしろ、その理由で計画が中止する可能性もあるワケですがな。


（勿体ないじゃ済まない・・）