私としたら「一面の真理」とか言う流行語に思うところがあってね

真理に、一面も多面も減ったくれもありますかいな、そうでっしゃろ？

　一面の真理なんて表現を是とする奴らは「イスラム国にも一面の真理がある」とか言い出す始末。トンデモナイ、真理という言葉にそんな偏狭な意味などナイ、ユニバーサルフロンティア理論の当否を問うてみてもワカルがな。だから、ま、逆説的に言えば科学者の論文とて、マスターピース以外はよく間違ったりしているモノで、あるいはマスターピースにおいても曖昧なところが残ってたりするもので、んー、進展的そーだなー、プログレッシブな意味においてなら齟齬を残している場合はある。

科学とは進展させるべきものだから致し方ないのである・・。

　言語論争？に戻るが、真理たるにはここが足りないあそこが可笑しいと、ま、なにかとかますびしいのが現実というモノだ。「一面の真理ではある」なんて対立物をまず認めてしまうような態度は、ま、どう贔屓目に見ても才能ある人物の言葉ではない。つまり「一面の真理」という概念が最初に成立しておらないわけであるから、そこから「多面的な真理がどうのこの」なんて陳腐な言論だとしか言いようがナイ。物理学で言う「自発的破れによって隠されている法則性」ならば、それは文句のつけようのない「真理」だがね。

だから「イスラム国にも一面の真理はある」なんて言ってしまえば、それは彼らの信条を全面的に認めたことにしかならないのであるｗ

おお、怖っ！