ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

歴史的にはグルオンはπ中間子似の荷電三重項から始まった

2009年06月21日 | Weblog
いわゆるゲージ場の力を担うためにはゲージ粒子のスピンは1でなくてはならないのですよ・・。

 そこからシュウインガーの狂気のような熱情が「これは弱い相互作用と電磁力とを結ぶ私独自の統一理論に使えるじゃないか?」と思いつかせた、それまでヤンとミルズの場の理論というのは大湯川の権威の前に挫折してお蔵入りして20年にもなっていた、それをまったく別のアプローチから使えるものとして発掘したのである。まさにそのような時にベータ崩壊の素粒子であるW中間子のスピンは0と発表になったのでシュウインガーの熱情も冷めてしまった。当時は日本では二中間子論が盛んでW粒子は中間子だと言われていてその通りだという発表だった。

電弱統一がヤン=ミルズ場で為し得るためにはW粒子はスピン1のゲージボソンでなくてはならないのだ!

 その後、無体なことに実験は、シュウインガーが電弱統一プランをハーバード大学院のハイエナどもにくれてやった頃に誤りを伝えた。「W粒子がスピン0だったというのは間違いでスピン1だった」というのだから彼の驚きは如何ばかりだったろうか・・。そこには恣意が働いた可能性もある、つまりシュウインガーの強欲な論文は気に入らないというので揺さぶって試してみた、すると「ほら、彼は大して確信を持っておらない賞金稼ぎだった」というわけである。まあ、大学者をからかうのは程ほどにすべきだとしても「二度目のノーベル賞を確実にするようなネタを独り占めしている」ことに関してはあまり良く思われなかったようだ。

もし強い相互作用もヤン=ミルズ場に沿うとしたら糊の粒子はスピン1のベクトルハドロンということになる!

 その主役として第一候補なのはρ中間子であり次に何らかの関与が疑われるのがω中間子である。日本人にとっては耳の痛いことに「湯川中間子ではクォークフレーバーを変えさせるだけの力が無い」ということもそのころには判明していた。つまり陽子と中性子の間でπ中間子をやり取りすることによって両者のアイソスピンが入れ替わって結合するというストーリーは実験では再現できなかった。だからアメリカ人の中には今でも核力の中心となっているのも最新のグルオン8重項であってπ中間子など寄与しておらないと信じている者も多いのである。

そうしたら南部理論にとってもカイラリティーの自発的破れによって出現するのはグルオンの前粒子ということで質量は完全に0にできる!

こりゃ、日本にとっても、ユニバーサルフロンティア理論にとっても大変な危機なのである・・。


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