日本の理科教育で蔑ろにされておるのが体積保存概念だ!
コレって破ればっかり教育されておるのだよネエ~、日本では、そう。同体積の水とアルコールを混ぜたら体積は2倍よりも小さくなる、そればっかり、そうですのや。水溶液中の溶質は「溶けて見えなくなっても体積がある」という観点に欠けておりますがな、そう。
なんか物理学者だった寺田寅彦の話を思い出しますがなw
寺田寅彦は金平糖の研究で有名ですが、その寅彦がある日学会で謎めいた出題をしたと言いますのや、そう。曰く「ここに表面張力で盛り上がるまでになみなみと水が注がれたグラスがあるがそこに食塩を溶かしても水が溢れないのはなぜか」ですって、さて。読者諸賢はもう分かりますよね、寅彦は恥をかいた、と、そうですねん。
水は溢れてしまうに決まっている、それが結論ですねんw
体積保存概念というのは「ちょうど2倍ではなく少し減る」とか、そんな話では無かったワケですのや、そうですやろ。さらに、同じ体積の水に同じ重さの食塩と砂糖とを溶かして浮力を調べたところ、両者に違いが見られたという自由研究がありましたっけ。残念ながら研究した生徒は根本的な本質の解決まではデキなかったのですけど、ま、中学生ってそんなモノかもね、ぐらい。
等質量の食塩と砂糖とでは体積が違ったというのが原因!
ことほどさように日本人は理科において保存則を習熟しておりませんでした、そうですがな、そう。見えない自然と体積保存との関係はド~するのだ、分かったかね、若い顔した昔の森一夫君よ、そうじゃがな。そこを蔑ろにしておいてピアジェ批判なんかしていちゃイカンですやろ、そうやないか。
概念とは大雑把な成立を志す哲学的な思考の産物、そうw
大雑把こそ概念の本質、愉快痛快まるかじり!