ケーブル日和【オーディオケーブルの超マニアックなお話】

オーディオケーブルに関する超マニアックなお話を中心に、大好きでたまらないオーディオへの思いなどを書いていきます。

ケーブルで音が変わる理由を「ChatGPT」に聞いてみた

2023年08月15日 | ChatGPTに聞いてみた

オーディオケーブルで音が変わりますが、その理由はなんでしょうか?

今回はケーブルで音が変わる理由を、ChatGPTをLINE上で手軽に使える「AIチャットくん」に聞いてみました。

 

先ずは、直球で「オーディオケーブルを変えると、音が変わる理由を詳しく教えて。」と質問しました。

 

最初の回答は物理的な理由でした。

どれも納得できるものです。

でも理由の数が少ないので、数を10個に指定してAIチャットくん(ChatGPT)に再度聞いてみました。

 

今度は電気的な特性に関するものや、ノイズや振動などの外部からの影響が列挙されました。

外部からの影響は、音質が低下する原因になります。

ケーブル構造がこの外部からの影響をどれくらい防ぐことができるのかで、音質が決まってきます。

 

AIチャットくん(ChatGPT)の特徴として、同じ質問でも時間を空けて行うと、回答の内容(こたえる視点)が変わってくる場合があります。

そこで少し間をおいて、もう一度同じ質問をしてみました。

今度は、答えの形式も少し変わりました。

新たに、ケーブルの太さや長さ、ブレークインといった内容が表示されてきました。

これでだいぶん出揃った感があります。

 

AIちゃっとくん(ChatGPT)の答えを整理してまとめます。

尚、青字部分は分かりやすくするため、こちらで補足追記したものです。

 

<オーディオケーブルを変えると音が変わる理由:ChatGPTの回答>

 

1.物理的要素

(1) 線材の違いによる影響

 オーディオケーブルには、銅線、銀線、スズ線など異なる材質の線材があります。

 それぞれの線材の密度や柔軟性、電気伝導率が異なるため、音に微妙な影響を与えることがあります。

 

(2) ケーブルの構造による影響

 オーディオケーブルには、単線構造、線束構造、編み構造など異なる構造があります。

 それぞれの構造により、信号伝送時の反射・干渉の度合いが異なり、相性の良い機器もあれば良くない機器もあることがあります。

 また、良質なオーディオケーブルは外部ノイズの混入を極力抑えるために、シールド構造を備えている場合があります。

 

(3) プラグの違いによる影響

 オーディオケーブルのプラグにも、金メッキ、ロジウムメッキ、銀メッキなどの異なる素材があります。

 プラグは信号伝送時の接点となるため、金属の種類によって音に微妙な影響を与えることがあります。

 また、プラグの接触部分の構造によっても音に違いが生じることがあります。

 

(4) ケーブルの太さ

 ケーブル太さが変わると、音に影響を与えることがあります。

 太いケーブルは低音域を優先し、細いケーブルは高音域を優先します。


(5) ケーブルの長さ

 ケーブルの長さが長いと、信号のロスが大きくなり、音質が劣化することがあります。

 

2.電気特性の要素

(1) 容量(Capacitance)の変化

 オーディオケーブルは、一般的に2本の導体間に絶縁材料が巻かれた構造です。

 絶縁材料の種類や厚さによって容量が変わり、音質に影響を与えることがあります。

 

(2) インダクタンス(Inductance)の変化

 オーディオケーブルの導体の巻き数や形状によって、電気回路のインダクタンスが変化します。

 これにより、音質に影響を与えることがあります。

 

(3) 抵抗値(Resistance)の変化

 オーディオケーブルの材料や太さによって、抵抗値が異なります。

 高い抵抗値は音の低下を引き起こす可能性があります。

 

(4) グラウンド(Ground)性能の変化

 オーディオケーブルは、信号伝送だけでなく、グラウンドの伝送にも影響を与えます。

 グラウンド性能が低下すると、音質が低下することがあります。

 

(5) 反射(Reflection)の影響(インピーダンス不整合:デジタルケーブルで問題になります)

 オーディオケーブルのインピーダンスが、接続する機器のインピーダンスと異なる場合には、電気信号の反射が起こる可能性があります。これにより、音質が劣化することがあります。

 

(6) フェーズ(Phase)の影響

 オーディオシステムにおいては、スピーカーやマイクなどの機器が伝送する電気信号の位相差が問題となる場合があります。  

 オーディオケーブルの素材や構造により、位相差が生じる可能性があります。

 

3.外部要素(音質を低下させる外部要素をどれだけ防げるかはケーブルの構造で決まります)

(1) ノイズ(Noise)の影響

 オーディオケーブルは、電磁波の影響を受けやすく、周囲の電気機器からのノイズが混入することがあります。

 ノイズによって音質が低下したり、クリアな音が出なくなったりする可能性があります。

 

(2) 電磁干渉(EMI)の影響

 オーディオケーブルは、周囲の磁場や電場の影響を受けやすく、電磁干渉によって音質が低下することがあります。

 

(3) 磁束密度(Flux density)の影響

 オーディオケーブルは、磁束密度の変化にも影響を受けます。

 磁束密度が高い場合には、周囲の電気機器からのノイズが混入し、音質が劣化する可能性があります。

 

(4) 振動(Vibration)の影響

 オーディオケーブルは、音響信号の伝送だけでなく、振動の影響を受けます。振動によって音質が低下することがあります。

 

4.その他要素

(1) ブレークイン(エージングという場合もあります)

 新しいケーブルを使い始めたばかりの場合は、いくつかのスパンでブレークインが必要で、音質が変わります。

 

 

「オーディオケーブルを変えると、音が変わる理由」をAIチャットくん(ChatGPT)に聞いた結果をまとめました。

ChatGPTの回答は、必ずしも正確とは言えない場合もあります。

しかし、今回の結果は、ケーブル製作を行なっている私の経験からすると、どれも納得できるものでした。

ケーブル製作は奥が深いですが、とても楽しいです。

 



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