最近話題を集めている「仮想アース」、実際に使ってみると確実に音質が向上することがわかります。
仮想アース装置の種類も多く、備長炭をつかったものや、積層した金属板を使ったもの、鉱石を使ったもの、電子回路を使ったものなど様々です。
しかし、仮想アース装置を接続すると何故オーディオの音質が向上するのかといった理由は、ほとんど公開されていません。
そこで、今回はケーブルを離れて、仮想アースの働きや動作原理について、ChatGPTをLINE上で手軽に使える「AIチャットくん」に聞いてみました。
先ず、AIチャットくん(ChatGPT)に、直球で質問してみました。
「1. ノイズ軽減」は、仮想アースの効果でよく言われるものです。まずは順当な答えがでました。
「2. アースループ解消」は、アースループが発生して問題になっている状態での効果ですので、今回は省きます。
「3. グラウンドの改善」は、もうひとつ分かりません。
たとえばCDプレーヤーのRCA出力は正相(HOT)と基準電位(GND)になっています。
この基準電位が変動すると音質に悪影響が出るのですが、仮想アースはこの「基準電位」を安定させる効果があるとされています。
そこで、もう少し突っ込んで聞いていみました。
CDプレーヤーのRCA出力の場合は、基準電位(GND)は上記の「シグナル基準」になると考えられます。
そこで、仮想アースがこの「シグナル基準」の改善に効果があるのか聞いてみました。
仮想アースを接続すると、「シグナル基準(基準電位)が安定し、オーディオ信号の正確性が向上し、音質が改善されるとされている」という回答がありました。
これは納得です。
次に、最初のド直球質問の回答で「4. 電源ノイズ対策」になるとありました。
これについて、更に詳しく聞いてみました。
これは、オーディオ機器に安定した電位を提供し、電源から混入するノイズを減少させる役割があると言っているようです。
さて、最初の直球質問の最後で「5. 機器間のノイズ影響軽減」という回答がありました。
これも分からないため、更に詳しく聞いてみました。
この回答では、特に「各機器のアースの位相ずれ」という意味がよく分かりません。
更に深く聞いてみました。
「各機器のアースの位相ずれ」とは、機器間でアース電位が異なってしまうことを言っているようです。
この理解が正しいか、質問を変えて確認してみました。
ようやく理解できる回答になりました。
仮想アース装置は、「各機器間でのアース電位差を補正することができる」という結果でした。
<まとめ>
「オーディオで仮想アース装置を使うと、音質が向上する理由を詳しく教えて。」とう質問の対して、AIチャットくん(ChatGPT)の答えを整理してまとめます。
<オーディオで仮想アース装置を使うと音質が向上する理由>
1. ノイズ抑制
外部からのノイズが機器に混入することで、音質が劣化することがあります。
仮想アースを接続することで、ノイズを抑制することができます。
2. アースループ解消
アースループが発生すると思わぬノイズが発生することがありますが、仮想アース装置の接続によってアースループが解消されるため、音質が改善されることがあります。
3. グラウンドの改善(シグナル基準の安定化)
仮想アース装置によって、オーディオ機器の内部回路と仮想アースが接続され、外部のノイズや電力線電位の変動を吸収する役割があります。
この結果、シグナル基準(基準電位:GND)が安定し、オーディオ信号の正確性が向上し、音質が改善されるとされています。
4. 電源ノイズ対策
仮想アース装置は、オーディオ機器に安定した電位を提供することで、電源ノイズを低減し、電気的ノイズからシステムを保護することができます。
5. 機器間のノイズ影響軽減
仮想アース装置は、オーディオ機器のアース回路に接続され、各機器間でのアース電位差を補正することができます。
これにより、機器間でのアース電位のずれによるノイズが低減され、クリアで安定した音質を実現することができます。
さて、このような効果のある仮想アース装置ですが、仮想アース装置とオーディオ機器を接続するためのアースケーブルも大変重要なパーツとなります。
仮想アースの主な働きである「基準電位の安定化」と「ノイズの吸収」を最大限に発揮する電気特性が必要となります。
この特性は、ラインケーブル(RCAケーブルやXLRケーブル)とも異なり、スピーカーケーブルとも異なります。
各メーカーから専用のアースケーブルが発売されており、最新のオーディオアクセサリー190号でも「アースケーブル19モデル 一斉比較」として特集されています。
ケーブル工房TSUKASAのアースケーブルも紹介されています。
アースケーブルを選択される際の参考になるのではと思います。
今回は、仮想アースについてAIチャットくん(ChatGPT)に聞いてみました。
ChatGPTの答えは必ずしも正しいとは言えない場合もありますが、的を射た回答が得られたと思っています。
ご参考になれば幸いです。
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