![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/9d/ba299f251824b6e0def86b5fb1a73de9.jpg)
【完全版】全部のアルプスが望める!レアなルートの信州百名山「守屋山」
長野県諏訪市と伊那市にまたがる「守屋山(もりやさん1651m)」は、信州百名山に選定されながら、多くの出版物にも未掲載、さらに県外人には、なかなか認識の少ない山!さらに近隣には八ヶ岳、南アルプスなどの人気の山が存在し、影が薄い存在になっています。しかしその頂きから眺める景色は圧巻!八ヶ岳をはじめ、主要アルプス全てが眺められるポイントです。
守屋山登山口は基本3つ!杖突峠から立石口登山口までの周回ルートを紹介!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/c0/dcb258a1d5c3e08f0f18e6be414719d7.jpg)
長野県諏訪市と伊那市にまたがる守屋山への登山口は3つ!一番オーソドックスなのが「杖突峠」からです。無料駐車場があり、茅野側へ少し下ったところには峠の茶屋があり、トイレなどにも困りません。さらに杖突峠から伊那側へ下ったところには「立石口登山口」も有ります。
さらに杖突峠から伊奈側へ下り、片倉集落手前から向かった「松尾峠」には、車10台ほどの駐車スペースがあり、ここから登ることもできます。ただしトイレなどはありません。
初心者には松尾峠からのピストンが距離も短くお勧めですが、今回は杖突峠から立石口登山口までの周回コースを紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/ae/d17d9cc24db09f27d393c9105674c615.jpg)
杖突峠の駐車スペースは30台ほど。峠の頂点に位置します。公共交通機関の場合は茅野駅から仙流荘行き「南アルプスジオライナー」で「守屋山登山口」で下車!運賃は¥610ですが、基本特急あずさの時刻に合わせてあるのと、コロナ野影響や南アルプスへの登山客の乗車状況により運行するので、都度確認は必要です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/4e/2f873bd69a1c182df5d2100ba6119089.png)
一番は自家用車やレンタカーで赴くのが効率的。複数で出かけるなら価格的にもこちらにメリットがあります。
最初は樹林帯を進む
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/9c/51b30018f33465c8e8fc497fd47f0b5c.jpg)
登山口からはしばらく樹林帯を進みます。脇に林道も並走していますが、基本登山道を進みましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6e/805eb7c11e94d5846f492b7568e03c5a.jpg)
並走する林道に合流するとしばらくして守屋山登山口の大きな門があります。ここに分け入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/e5/f06191c43acf8416762ee9372b4ea98d.jpg)
樹林帯を進み小さな小川を渡ると再び大きな道標が現れます。
水飲み場山荘にはトイレも設置!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/2c/5e14aca107009331a2e246015e92da7c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/32/6ad1a403d2fced0ad2f65bc29dfcf27d.jpg)
水飲み場山荘はキャンプ場になっていて、トイレが設置されています。キャンプ場の中を山側へ進んでいきます。
こう配のある樹林帯を進んでいく。一か所鎖場も!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8c/f5284b362c2b37717d7bbf78ca74d3dd.jpg)
再び樹林帯を尾根まで上っていきます。この辺りはすこし斜度があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c1/ef272f1c9d1fb8fe047cc54bcabb868a.jpg)
緩い尾根道に入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ac/8910445f6542343a1e5ea70927c045c9.jpg)
一か所だけ鎖が設置されているところがあります。ただしそこまで急でもないので、念のためという感じでしょう。
山頂までの道のりがあらわに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/2b/8da8df781ede02731a654805593bed57.jpg)
樹林が開けてきたら正面に山頂が見えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/6d/b04c3ad894fbae47135e02731270c8eb.jpg)
樹林が完全になくなったら、山頂の道標が見えてきます。
絶景の守屋山東峰でひと休憩
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/c8/8c11b4539cd59ce28ec715fca18e1d8d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/d7/2ae55e1c2ec9170383c445cba6990386.jpg)
守屋山は山頂が二つある双耳峰!最初に到達する八ケ岳の守屋山東峰1631.2mは八ケ岳の全貌が確かめられ、北アルプス、南アルプスも手に取れるように眺められます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1a/0bb17975a3a4012a0d5cb7f7a48f4110.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1a/0bb17975a3a4012a0d5cb7f7a48f4110.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/9d/ba299f251824b6e0def86b5fb1a73de9.jpg)
縦走して西峰へ向かう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/50/779a3e4ae9ae9dd999da505026b5e33e.jpg)
東峰からさらに先、西峰へ尾根を進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/b2/30ec98fc5c0b82954e6ab044fc658eaf.jpg)
この辺りも美しい樹林帯で、歩きやすく癒されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/da/5bcc34701ddf22f4d8650af1c3bf5753.jpg)
山頂直下には避難小屋「ラビットハウス」があります。トイレはありませんが、急な天候悪化、風雪などに見舞われた際はここに避難できるようになっています。
守屋山西峰は広く休憩に最適な場所!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/0e/a6cf512a9361aad97ac6362303adc6c1.jpg)
守屋山西峰1650mは諏訪湖方面に展望が良く、主要の山々が眺められます。山頂は東峰よりかなり広く平らで、日当たりもいいのでハイカーがお昼を取っている姿が多いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/96/7b7f489230a21f8a4308a94ece81c885.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/21/e8a5ea883c5622114e4a09bcc708cdb4.jpg)
山頂からは来た道を折り返します。松尾峠からは反対側から上ってくるようになります。間違って松尾峠側へ下りると、公共交通機関がありませんので注意!
東峰へ戻り滝コースへ分岐!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/02/8e9f8e19c3e7a2582bd6be3d25b6e57a.jpg)
来た道を戻り、東峰から少し下ったところに分岐があるので、水飲み場山荘方面ではない方へ右に進路を取ります。時間のない方はそのまま水飲み場山荘経由で下山してください。今回は滝コースを巡り立石口登山口まで下ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/d4/1e930e03de4b7d0ddf4b044f57a2d875.jpg)
しばらく行くとコルにベンチが出てきます。そのまま進むと「前獄」のピークに出られます。前獄ではあまり景色がありません。このベンチの所を右へ下っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/64/3715ce056c313306c31b0d9f4d09d286.jpg)
立石口までのルートは崖沿いをトラバースしていくイメージ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/dc/4381e1e4f58882e5148c38097e691d71.jpg)
「浅間の滝」の道標が有るところからさらに分岐。これは先で合流しますが、今回は岩見(滝)コースを選びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/48/8697deb9db55e0565758acd83741cf94.jpg)
浅間のを過ぎると「百畳岩」に出ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/dc/078373ebd3debd384442cdaeabb033de.jpg)
ここは山並みが美しく、特に紅葉の時期は必見です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/54/40b6a05949a831bc7c3da6c38ec8bedd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/60/31ed07aa8f4daa0cd89f3d1695907774.jpg)
さらに進んでいくと百畳岩の下側を進んでいく形になります。岩見コースは足元が不安定な個所があるので、十分注意してください。
美しい樹林帯を抜け立石口登山口まで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d7/2dfdf3eed9b185cc9d1688dfb35f081e.jpg)
岩場を過ぎると再び美しい樹林帯です。この辺りは別荘地になっているので不用意に登山道以外に立ち入らないように!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/02/71352c823484f6e16b30599a661542dc.jpg)
立石口登山口には舗装路の最後に3台程度の駐車スペースがあります。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/3e/01f59d7879bf8b0bbd27bb4febacaa05.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/3e/01f59d7879bf8b0bbd27bb4febacaa05.jpg)
立石口登山口をでて国道152号線を左側へ20分ほど進むと杖突峠駐車場になります。
アルプス全景と美しい森と紅葉のすばらしさ!守屋山は隠れた名山と言えます。ぜひお出かけしてみては?
守屋山の基本情報
住所:長野県伊那市高遠町藤沢(杖突峠)
電話:0265-78-4111 (伊那市観光協会)
2021年3月現在の情報です。