八重の山茶花 濃い方の紅色
きょうの参加は、8人でした。
校正の七つ道具のうち、目薬を忘れていって失敗しました。
細かい字なので、目が痛くて辛かったです。
㊙ わたしの七つ道具
赤ボールペン・電子辞書・物差し・近い所を見る眼鏡・
目薬・水筒・のど飴(笑)
薄い方の紅色。
今年は、まだまだたくさん咲きそうです。
昨夜の月と金星
上弦の形が見えるではありませんか?!
きょうの潮流
命をかけた行動でした。6年前の6月、安保法制に反対する国会前の集会に93歳になる瀬戸内寂聴さんの姿がありま
した。
▼重い病気からの病みあがりにもかかわらず、寝てはいられないと車いすで上京。最近の日本は自分が身をもって体験し
た戦争にどんどん近づいている、人間の一番悪いことを二度とくり返してはならないとマイクを握りしめました。
▼若い世代の将来を心配しつつ、ともに声をあげる若者に希望を見いだしていました。「青春とは恋と革命」だといつ
も。悩みながらも、己の信じる道を歩んでほしい。それは、自身の生き方にも重ねた思いだったのでしょう。
▼みずからを偽らず、隠さず、後ろを振り向かず、思うがまま走りつづける。66歳年下の秘書、瀬尾まなほさんが寂聴
さんの魅力を語ったことがあります。戦争も核も原発も地上からなくしたいと、書くだけでなく行動してきた作家。その
言動にどれだけの人が励まされ、救われてきたか。
▼己の利を忘れ、人の幸せのために尽くす「忘己利他(もうこりた)」の教え。これを政治の世界で貫いているのが共産
党と信頼をよせ、選挙のたびに応援してくれました。私と共産党は同じ年にうまれ、ことし数えで百歳になることを喜ん
で。先の総選挙の際も本紙日曜版に登場し、野党共闘にエールを送ってくれました。
▼生きることは愛することだと、平和や自由、女性の社会進出を求め、命の限りを燃やした99年の生涯。自身の墓碑に
刻む言葉は決めてあったそうです。「愛した 書いた 祈った」
(しんぶん赤旗より)
瀬戸内寂聴さんの期待に応えるためにも、野党共闘を前進させ、
来年の参議院選挙では、自公と維新を追い越したいですね!
主張
日本母親大会
命と平和を守る原点が今輝く
第66回日本母親大会in沖縄(同実行委員会主催)が13日に開かれます。コロナ禍による1年の延期を経て、今回は初めてのオンライン開催です。沖縄の米軍基地反対などのたたかいと連帯し、全国の運動を結ぶ場となります。
核廃絶と沖縄連帯掲げ
日本母親大会の出発点は、1954年にアメリカがビキニ環礁で行った水爆実験によって、日本漁船の第五福竜丸が被ばくしたことに対する女性たちの怒りと平和への強い願いでした。広島、長崎に続く3度目の核兵器による被害に対し、「原水爆禁止を」「核戦争から子どもを守ろう」と署名運動や集会などの行動が急速に高まり、そのうねりの中で55年6月、最初の大会が開催されました。
母親大会が掲げてきた核兵器廃絶の課題は、日本と世界に広がった世論と運動の力でついに今年1月、核兵器禁止条約が50カ国以上の批准で発効するという重要な成果を得ました。しかし自民・公明政権は、被爆国の政府でありながら批准を拒否しています。憲法9条改憲も狙っています。今に引き継がれる平和を求める広範な女性の粘り強い歩みを、さらに発展させていくことが重要です。
今年の大会は初めて沖縄が開催県になります。母親大会は一貫して沖縄県民のたたかいと連帯してきました。第1回大会には、当時まだ米軍占領下だった沖縄の代表は参加できませんでした。翌年の第2回大会では瀬長亀次郎沖縄人民党書記長(後に日本共産党副委員長)が参加し、沖縄の実情を報告しました。長年のたたかいで祖国復帰をかちとり、現在も辺野古の米軍新基地建設など基地の押し付けと重圧に抗する島ぐるみのたたかいが続く沖縄の運動と連帯し、学び合います。沖縄の歴史、文化、魅力に触れる企画も準備されています。記念講演は沖縄県の仲山忠克弁護士による「核も基地もない平和な未来を子どもたちに」です。
自公政権のコロナ失政による感染急拡大の中で、女性たちは職を失い貧困化し、DV・性暴力被害にあい、自殺者も急増する事態となりました。女性に矛盾と困難を背負わすジェンダー不平等の構造をただすことは急務です。ジェンダー平等を求め、命とくらしを守る運動は前進しています。大会では、医療や自治体、業者、農民、教育、青年など、各分野でのたたかいが交流されます。
前大会以降、コロナ禍のため、大会準備や地方大会の開催は困難に直面しました。しかし「歩みを止めない」「柔軟に粘り強く」「やれる形を工夫して」と全国各地で新たな挑戦が広がりました。手探りのオンライン開催、複数の小規模会場を結ぶハイブリッド方式や若い世代の「オンラインしゃべり場」などの取り組みで、これまで出かける条件のなかった人が参加できたり、若い人が力を発揮したりするなどの成果があり、「苦労はあってもやっぱり母親大会はいいね」との思いも広がっています。
若い世代にバトンつなぐ
歴史ある母親大会の歩みと運動のバトンを若い世代に引き継いでいくことも大切な課題となっています。取り組まれてきた全国各地の努力や工夫、経験を踏まえて、さらに前にすすめ、世代をつなぐ大会として今年の母親大会が成功することを願っています。
(しんぶん赤旗より)