新婦人の産直品を使って、味噌を仕込みました。
去年はしてなくて、今、2年前のが食べ頃になっています。
11日の夜に、大豆を洗って、たっぷりの水に浸しておきました。
12日に、またたっぷりの水でことことと柔らかくなるまで煮ました。
さて、13日。
塩と麹は、よく混ぜておきます。
煮上がった豆を、分厚いビニール袋に入れ、足の裏でぐにぐに潰します。
塩+麹と混ぜていきます。
なかなかに力が要ります。
おにぎりのように、味噌玉を作ります。
空気が抜けるように、ビンの中に投げ入れます。
上に塩をパラパラと撒いて、クッキングペーパーを置き、
塩の袋を重しとして載せました。
風呂敷に包み、冷蔵庫の野菜室に入れ、じっくり熟成させます。
おいしくなれ、おいしくな~れ
きょうの潮流
店頭にずらりと並ぶさまざまなチョコレート。「愛の日」として世界に広まった
バレンタインデーの時期に、これほどチョコが売れるのは日本だけだそうです。
▼結びつきがわかる最初の記録は1930年代にさかのぼります。洋菓子の神戸モロ
ゾフがバレンタイン用にチョコを提唱。当時は「女性から男性へ贈るもの」とはし
ておらず、昨今の形が定着したのは70年代に入ってから(市川歩美著『チョコレ
ートと日本人』)
▼今ではチョコの年間家計支出の2割超が2月に集中していますが、今年は原材料カ
カオの高騰で各メーカーとも相次ぐ値上げ。カカオ価格の急激な上昇には異常気象
や投機マネー、違法採掘があると、広島大の佐藤清隆名誉教授が本紙で指摘してい
ました。
▼世界有数の生産国で日本の輸入の7割を占めるガーナではピーク時から生産量はほ
ぼ半減。金の方がもうかると農地が壊され、カカオづくりから離れる農家が続出し
ています。
▼背景には産地と消費国との不平等さがあります。ガーナのカカオ農家の1日の平均
収入は1人1ドル以下で児童労働も問題に。人身売買をはじめ多くの子どもが学校
にも行けず重労働を強いられています。
▼製菓会社やNPO法人による支援やフェアトレードを進める運動も起きています
が、どれだけ広く産地の現状を知らせるか。甘い世界の裏側にある、苦い現実。も
しも自分がそちら側にいたら…。チョコを食べながら、そんな想像力を働かせること
が平等な世界への一歩になるかもしれません。
(しんぶん赤旗より)