ふわふわになって、いい匂いをさせて帰ってきました。
きのうの「犬の日」のことでした。
フラッシュをたかないで写しましたので、
ちょっとわかりにくいです。
世の中は秋のはずなのに、昼間は夏日です。
このあと何日か続くそう。
おかしいですね、心配です。
ナンキンハゼには、白い実がなって青空に映えています。
大きな木です。
主張
憲法公布77年
改憲・大軍拡許さぬ運動さらに
日本国憲法が公布されて3日で77年です。「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」。憲法前文に明記されたこの決意を改めて心に刻みたいと思います。
岸田文雄首相は国会の所信表明演説(10月23日)で、改憲は「先送りのできない重要な課題」と強調し、積極的な議論を求めました。大軍拡と一体となって明文改憲を進めようという企てを許してはなりません。3日は国会正門前で憲法大行動(総がかり行動実行委員会などが主催)が取り組まれます。大行動を成功させ、憲法を守り生かす世論を広げる時です。
「任期中実現」繰り返す
首相は所信表明演説で、改憲発議に向け国会の手続きを進めるために条文案の具体化などの議論加速を促しました。首相が改憲議論の旗を振ることは、公務員の憲法尊重擁護義務を定めた憲法99条を踏みにじるものです。
首相が2024年9月までの自民党総裁任期中の改憲実現を表明していることを巡り、日本維新の会の馬場伸幸代表は「タイムリミットはあと1年」「退路を断て」と早期の改憲発議を首相に迫り、国民民主党の玉木雄一郎代表も「この臨時国会が勝負だ」「本気度をうかがう」とただしました(10月25日の衆院本会議)。首相は任期中の改憲実現の思いは「いささかの変わりもない」と明言しました。
首相は10月末発売の右派系月刊誌のインタビューでも、改憲について「もう一段階、いや二段階ギアをアップして進めていきたい」(『Hanada』12月号)などと意欲を示します。『WiLL』12月号では「自衛隊明記は安倍(晋三)元総理が提起された重要な論点です」と語りました。9条に自衛隊を書き込む改憲が焦点であることを浮き彫りしています。
自民党の稲田朋美幹事長代理は10月24日の衆院本会議で、「自衛隊の明記」の改憲について、岸田政権が進める「防衛力の抜本的強化」の「必要性」からも、各党との協議を加速して速やかに実現すべきだと要求しました。
敵基地攻撃能力の保有などの大軍拡を推進すること自体、あからさまな憲法の蹂躙(じゅうりん)です。さらに明文改憲を強行することは、日本を「戦争国家」に引き戻す危険な策動に他なりません。
国民は改憲を政治の優先課題と考えていません。NHKの世論調査(10月10日報道)によれば、「岸田内閣が最優先にすべきこと」は、「物価高対策を含む経済対策」50%、「少子化対策」13%などでした。「憲法改正」は4%です。
岸田首相は先の『WiLL』で、「党全体がチームとなり、改憲の機運を高めていかなければならない段階に入った」と述べ、世論づくりを強調しました。大軍拡と改憲を阻む運動を広げることがいよいよ重要です。
9条に基づく平和外交を
9条は、他国に先駆けて戦力不保持、交戦権の否認を規定し、国際社会での積極的な軍縮推進を憲法上の責務として、日本に課しています。9条の理念に基づく平和外交こそが必要です。
(しんぶん赤旗より)
旧仮名を変へるくらゐのことならばしても良からむ憲法改正
と思います。