21日、900人を集めて行われたつどい、京都に「9条の会」ができて5周年です。
府内各地、大学、委員会などからのアピールに続き、
シンガーソングライター野田淳子さんのライブ。
野田さんは、京都9条の会結成の時にも
参加されたそうです。
続いて、代表世話人の安斎育郎さん、益川敏英さんのあいさつ。
安斎さんのお話から・・・。
「安倍首相は、福島についてパフォーマンスをしたけれど、汚染水漏れは解決できない。
9条改悪の延長線上で、原発の技術が核兵器開発に利用される懸念がある。
平和憲法と9条の精神こそが大事なんです。」
そして、益川さんのお話を聞いて、背筋が寒くなりました。
「安倍さんをはじめ、自民党政府は本腰をいれて憲法を改悪しようとしている。
今までは『願望』だったけれど、今や、タイムテーブルに乗る具体的な課題だ。」
先日書いた「秘密保護法案」を、10月からの国会で通そうとしているのです。
冷房がまばらに効いていて、わたしの所はとても寒かったのですが、
次の小森陽一さんのお話で、ますます寒くなりました。
●「積極的平和主義」という言葉の裏で、「集団的自衛権行使容認を解釈改憲で行う路線」
ーーー「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」が9月17日に始まった。
パブコメが締め切られた日です。
●解釈改憲で「自民党憲法改正草案」と同じ戦争のできる国家体制作りを進めようとしている。
歴史的にお話をしてくださって、とてもよくわかったのですが、
19991年1月16日に勃発した「湾岸戦争」に日本は出ていかなかったことで、
日本はアメリカの腰巾着ではなく、「憲法」に「9条」があることを世界各国は知ることに
なりました。
アメリカは、その時「しまった!」と思ったということで、それ以後の内閣は、
つねに改憲をしようとしてきた、というか要請されたんですね、裏で・・・。
しかし、3分の2を取ることはなかなかできなかったから、先延ばしになってきただけで、
小選挙区制を導入した結果の多数を取ったいま、ついにやろうとしてるわけです。
こんな危険な状況になっていることを、きのう聞いた者のひとりとして、
少しでも知らせなければという思いで書いています。
11条、12条、13条、21条、97条を改悪し、人権を守ってくれない憲法になってしまう
恐れがあります。
教育制度も改悪され、まさに戦前のような国民作りが行われそうです。
平和が好きです。
憲法を守るために、もっと勉強しなければと思います。
まだちょっと昼間は暑いけど、散歩道のセミの声に変わり、秋の虫の声が聞こえて来ます。
ひまわりさん、たくさんの貴重な情報ありがとうございます。
安倍政権は一見平和主義みたいですが、実は仮面夫婦ではなく、「仮面政府」なんじゃないかな?
戦前、財閥の利益のために戦争への道を歩るかされた政府の性格を巧妙な手段「小選挙区制」「秘密保護法」で、言葉上はきれいですが「集団的自衛権」という言葉で、アメリカに追随し紛争解決の手段として武力も肯定しているような気がします。
第二次大戦後、アメリカは、交際紛争解決の手段として何度武力を使って来た事でしょう?ソ連との冷たい戦争の中、民主主義正義の味方みたいになって、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争・・・・・でもどれひとつとしてみんなが納得いくような解決が成されたでしょうか?テロの脅威と言うけど、こんなに戦争の種をまいた国にテロ行為が起こってもなんの不思議もないと思います。日本もこんな国と一緒になって騒いでいてたら、自滅の道をたどる事になると思いました。
日本は強い国じゃなくていいと思います。
優しい国になってほしいです。
自民党案の「国際社会の平和と安全を確保するために」の
「国際」は、そのまま「アメリカ」なんだって!
アメリカのために、「国防軍」を作るなんて、矛盾してますよね!
国連がしっかり機能を果たしてほしいと思いますが、
その前にやっぱり日本がしっかりしないとダメだよね!
とても寂しい国になっちゃってる・・・と思う・・・。
保存期間が過ぎた秘密文書が、公開されることなく、担当省庁の判断で、秘密のまま廃棄される可能性があるそうです(内閣官房が文書の取扱規定を盛り込まない方針)。
確かに今現在は明らかに出来ない文書もあるかもしれませんが、歴史は、後世、国民によって検証されなくてはならないはずです。
そのための資料をきちんと残そうとしないのは、なぜなのでしょうか。
日本は、アメリカには保管されている沖縄返還に関する密約文書の、存在さえ認めていません(東京高裁が、政府による文書廃棄の可能性を指摘)。
「秘密のまま廃棄」・・・怖いですね、やっぱり!
1952年4月28日、「サンフランシスコ講和条約」によって沖縄の施政権は日本に返されましたが、
その裏で、「米軍による沖縄統治の継続」と「米軍による50年以上の長期租借」を容認したのだと、
先月の今ごろ、知りました。
「マッカーサー元帥のための覚え書き」というものがあり、その元は昭和天皇の見解だったそうです。
それがアメリカにはそのままあるんでしょうね!
歴史を検証することを、今の政府は嫌っていますね!
戦争を侵略とは言いたくないし、慰安婦もいなかったことにしたいし、まるで、無責任です。
福島の汚染水も、無きものにしたいのでしょうが、思いだけでなくなるのなら、どんなにいいでしょうか?
歴史の事実と、現実に向き合って、国民の納得のいく政治を行ってほしいと思います。