・・・に行って来ました。
武藤類子さんが、10年経った福島の様子を話してくださいました。
子どもの甲状腺がんが増えているという、痛ましい話が心に残りました。
震災関連死が2320人、そのうち自死の方が118人、
孤独死の方が58人というお話も、辛い現実です。
原発賠償京都訴訟原告団の方おふたり、
若狭の原発を考える会の橋田秀美さん、
日本科学者会議京都支部の市川章人さん、
気候ネットワークの延藤裕之さんのお話があり、
日本の遅れた意識と現状を知ることができました。
福島の事故をきっかけに、「全原発廃止」を決定したドイツは、
再生エネルギーが8割となり廃炉作業も着々と進んでいます。
しかし、そのドイツでも「核のゴミ」の処分場は決まっていません。
ところが、日本では、
・福島の汚染土が県外に出されるのは、2045年を目標にしている!
しかし、どこへ持って行くかなんて決まっていない!
・それどころか、その土を再利用しようとしている!
・40年を越えた原発も、被災した原発も動かそうとしている!
・原発によるエネルギーを20%以上に高めようと、
新規建設まで考えている!
・被災者への支援打ち切りを進めている!
・京都では、「安定ヨウ素剤」の配布を止めている!
などなど、嘆かわしいことばかり知りました。
「原発はいらない」の決議文に賛成したところです。