ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

「ツユクサ」と薔薇

2022-05-03 19:50:05 | 映画

「ツユクサ」という映画を見たいなぁと思っていたのです。

11時25分という開始時間がいいなと思って行きました。

心穏やかに見られる映画みたいだったし。

 

でも、登場人物はそれぞれに事情を抱えて、

辛かったり迷ったりしていました。

生まれてから死ぬまで、ずっと幸せな人なんていませんよね。

 

小林聡美さんが主演で、平岩紙さんや江口のりこさんが脇を固めて

いました。

そして、松重豊さんが相手役として渋い演技を見せてくれました。

実は、この前見た「老後の資金が・・・」でも、夫役をしています。

前から好きな役者さんでしたが、朝ドラ「Come Come Everybody」で

もっと好きになりました。

 

見たあとに、憲法記念日の集会に行くつもりをしていました。

が、疲れてしまったので、食事をして、ハーブティーを買って帰りました。

明日、YouTubeで金平茂紀さんのお話を聞きます。

 

  

この2枚は、きのうの「アンネの薔薇」

 

  これは今日の朝のようす。

 

  きょうの夕方のようす。

 

プーチンは花を愛でる心も忘れたでしょうか?

ウクライナの人たちに届けたいなと思います。

 

 

 

 

 

主張

憲法施行75年

今こそ9条の力を生かす時だ

 日本国憲法が1947年5月3日に施行されてから、75年を迎えました。アジア諸国民と日本国民に甚大な犠牲をもたらした侵略戦争への深い反省の上に憲法は制定されました。前文で「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」と決意し、9条で戦争放棄・戦力不保持を掲げています。ロシアのウクライナ侵略という暴挙によって第2次世界大戦後の国際秩序が大きく揺らぐ中、75年前に日本が世界に向かって発信した平和主義の原点に立ち返り、改憲を許さず憲法を守り生かす取り組みを強めることが一層重要になっています。

憲法学者の記した覚悟

 戦後日本を代表する憲法学者の一人、芦部信喜(あしべ・のぶよし)・東京大学名誉教授(1923~99年)が、憲法公布(46年11月3日)直後に執筆した論文「新憲法とわれらの覚悟」が昨年、見つかりました。同氏の出身地・長野県駒ケ根市内の農家の土蔵に保管されていたことを信濃毎日新聞(昨年7月16日付)が「『幻の原稿』発見」と報じ、雑誌『世界』が今年5月号に論文の全文を初めて掲載しました。

 「(国民の責務は)この憲法を生かすことを真剣に考えることである。そしてそれは我々の『主体的意識の覚醒』の一語につきる」「誠に平和日本の建設の成否したがって新憲法の成否は、一にかかって国民の資質にある」

 芦部氏は東大入学直後に学徒動員され、敗戦後は郷里で過ごし46年秋に復学しました。論文はその頃のもので、新憲法を国民が主体となって生かす努力が欠かせない点を繰り返し強調しています。

 意識にあったのは、戦前のドイツです。民主的で先進的とされたワイマール憲法がナチスによって破壊されたことを挙げ、「この歴史の悲劇を対岸の火災視することはできない」と警告しています。これらの記述は、現在の日本への重い問いかけになっています。

 憲法12条は「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」と明記しました。憲法施行以来、国民は自由・人権保障だけでなく、憲法の各条文を生かす「不断の努力」を重ねてきました。9条を守り生かす世論と運動は、日本が直接戦闘行為に参加することを許さず、自衛隊は一人の戦死者も出していません。

 ロシアのウクライナ侵略に乗じた9条改憲と大軍拡加速の動きは、国民が戦後築いてきた平和の努力に真っ向から逆らう企てです。「軍事力には軍事力」の発想は、歯止めのない軍拡競争への道です。国家間の争いを絶対に戦争にしない―これが9条を持つ国の責任であり、そのために知恵と力を尽くすのが政治の使命です。東アジアに平和をつくるため、9条を力にした積極的・能動的な外交への切り替えが必要です。

崇高な理想達成にむけて

 「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」。憲法前文の一節は、世界が大きな岐路にある今だからこそ心に刻みたい言葉です。二つの世界大戦の惨禍を経てつくられた国連憲章に基づく平和秩序を回復するために、日本は役割を果たさなくてはなりません。憲法前文のめざす「崇高な理想と目的」達成に向けて力を尽くす時です。

                  (しんぶん赤旗より)

 
             
 
               日本国憲法は旧仮名遣いで書かれています。
 
             読みにくいなら、新仮名遣いに直すくらいの
 
             改定はしてもいいかなと思います。
 
             しかし、憲法改悪には反対です。

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2 コメント

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平和憲法 (karipones)
2022-05-04 14:59:06
🌻ひまわりさん
日本が敗戦当時、米国マッカーサー将軍トップのGHQが、日本を二度と戦争しない国にするため作成した日本国憲法。日本人の団結心をそぐため民法(戦前の家長制度)まで改正して。当時はそうだったのに問題はその後、日本が経済復興してくると米国製の武器をどんどん売られて、自民党は反対なく同意して血税で買い続けて今や世界有数の軍事力を保有していることですよね。戦争ばかりしてきた日本こそ全世界に向けて平和憲法を示すべきです!
返信する
そうですね! (ひまわり)
2022-05-04 20:11:16
kariponesさん、コメントありがとうございます。
武力を持たないと明記した「9条」を持つ日本国憲法は、世界に誇るべき憲法であり、輸出したいくらいに思います。
日本は戦争で犠牲になった人々も多かったですが、中国や東アジアでたくさんの人を虐げてもきました。
その反省にたって、9条を守り、核兵器禁止条約に署名するなど、世界平和の先頭にたっていくべきだと思います。
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