ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

新婦人60周年

2022-11-23 20:51:25 | 新婦人

 

1962年10月19日に結成された「新日本婦人の会」(略して新婦人)は、

今年、還暦を迎えました。

それを記念して、きょう京都府全体の50箇所と東京を結んで、集いが

開かれました。

 

 

記念講演は、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんのお話でした。

主に、シリアと陸前高田市の子どもたちのことでした。

しっかりと取材をされて、納得のいくお話でした。

 

創立当初から会員でいつづけていらっしゃる方が、西京支部には

14名もいらっしゃるということで、表彰がありました。

当時のお話を聞くと、「敬老乗車証」を作るためにご尽力くださったとか、

保育所を作るためにがんばったという方たちでした。

 

大先輩のあとを継いだわたしたちは、9条を守るための署名活動とか、

教育条件を良くするための運動とかをがんばっています。

京都市は、政令指定都市の中で唯一、「中学校給食」のない市です。

成長期の子どもたちに栄養を考えた給食がないなんんて、恥ずかしいことです!

 

石蕗のたくさん咲いている庭。

 

ふわふわの雲と、ユリノキ。

 

 

 

 

 

きょうの潮流

 国名はアラビア語で「滴(しずく)」を意味するそうです。ペルシャ湾に水滴を落としたようなぽつんと突き出

た半島。秋田県とほぼ同じ面積の中東の小国カタールです。

▼英国領から独立して、まだ半世紀。豊富な天然ガスや石油が富をもたらしてきましたが、人材が不足。およそ2

90万の人口のうち9割が外国人労働者とされています。わずか1割ほどの国民に豊かさが集中しているかっこう

です。

▼その国でサッカーのワールドカップが開かれています。趣向を凝らした競技場が立ち並びますが、大会施設の建

設現場では多くの出稼ぎ労働者が命を落としたという指摘も。酷暑と劣悪な環境で事故が相次ぎ、現代の奴隷制だ

と批判されてきました。

▼同性愛を法で禁じていることも問題になっています。こうして開催国の人権侵害が注目され、世界や参加選手た

ちから抗議の声があがるのも時代の流れでしょう。コロナ禍で強行された五輪が汚職や疑惑の舞台になっていた日

本でも、スポーツのイベントに対する目は厳しくなっています。

▼ロシアによる侵略戦争が暗い影を落とすなか、スポーツを通して世界が一つになることには意義があるはずで

す。だからこそ、差別のない平和な社会にむけた発信力、フェアですがすがしいたたかいがもとめられています。

▼日本代表は今夜、強豪ドイツとの初戦を迎えます。悲願だったW杯出場の夢が土壇場でついえた「ドーハの悲

劇」から29年。カタールの首都で流した、あの悔し涙からの成長と進化を見たいものです。

                      (しんぶん赤旗より)


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