ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

うたのちから

2011-04-17 21:39:01 | 応援

      Sさんを偲ぶ会にて司平さん愛と平和を歌い語れり


    


きょうは、こんな里山まで行ってきました。
ここに「みつぼしあん」という民宿があって、ここできょうは「Sさんを偲ぶ会」
があったのです。

小さいころ、こんなところで育ったので、とても懐かしく居心地が良かったです。


 
    


中に入ると、こんなステージが作ってあって、ここで梅原司平さんが歌って
くださいました。

ステージと言っても、高くなってるわけではなく、いっしょの場所で歌い語って
くださったので、とても身近に感じられて嬉しさいっぱいでした。

参加者は、50人くらいでした。
Sさんのお人柄と、司平さんの魅力でこれだけ集まったのだと思います。
Sさんは、京都で司平さんのコンサートを開くのに尽力されたので、司平さんも
喜んできてくださったのです。

(でもね、Sさんに「こんなすてきな歌手がいますよ」と教えたのは、実は
 わたしなんです、どうしても司平さんを応援したかったから)

余談ですが、追っかけもしてました。
30周年記念の東京の舞台の上で、大勢の人といっしょに「おりづる」を
歌った時のDVDのはしっこにわたしも写ってるんですよ!(笑)


「湿っぽいのは、Sさんは嫌いだろうから」とおっしゃって、愛の歌をいっぱい、
そして、シャンソンも歌ってくださいました。
実は司平さん、若いころ、シャンソン歌手を目指していたのです。

合間合間には、愛のこもった語り。
平和のこと、教育のこと、子どもたちのこと、心にとめておきたい言葉がたくさん
ありました。
「認められて育った子は、自分に自信が持てて、人にも愛を注げるようになる」
という言葉が、一番心に沁みました。

少年院の院長さんの話として、
「少年院に中学校の卒業証書を持ってきてくれる校長先生にも、いろんな方がいて、
 投げつけるように置いて帰って行く人、作業が終わるのを2時間も待って、抱き
 しめながら、おめでとうを言う人、様々です」
というのを聞いた時は、思わず涙がこぼれました。


そして、今回の地震のこと。
司平さんは、埼玉にお家があるのですが、埼京線(高架だそう!)に乗っているときに、
地震に遭い、それから2時間、照明も暖房も切られた電車の中で過ごし、やっと一両目
からひとりずつ線路の上に下りて、近くの駅まで歩いたそうです。
司平さんは、9両目に乗っていたんだって。

タクシーも拾えず、マクドもガスがこないので調理ができず、やっと空いた席のある
モスバーガーを見つけ、そこで、迎えの車がくるまで5時間待ち続けました。
その間に、創作意欲がふつふつと湧いてきてできたのが、「うたのちから」という曲。

「うた それは 生きて行くちから
 ・・・・・
 ・・・・・
 うた それは 家々の灯り」

と歌われています。 ぜひ、聞いてください。(ブックマークから聞けます)

司平さんの歌と語りは、いつも人として何が大事なのかを感じさせてくれるし、
純粋な心を取り戻させてくれます。
涙が汚れをぬぐい取ってくれるようです。


    


「みつぼしあん」の前には、きれいなせせらぎがありました。

司平さんは、今年40周年を迎えます。

そして、キングレコードからまもなく2枚目のアルバムが出ます!
あさって、打ち合わせだそうです!

キングレコードから、メジャーデビューを果たした一枚目のアルバムは、
「愛あればこそ」です。
きょう、わたしはこれを持って行って、サインをしてもらいました
 

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