作業服姿を通す科学者の田中耕一という生き方
街はすっかり、秋の装い。
これは、ユリノキの並木。
我が区の木だそうです。
勤務先の3階からの眺め。
バス通りの銀杏並木。
これは、9日の様子なので、今はもう少し黄色いです。
9日に借りてきた「田中耕一という生き方」という本、考えさせられました。
10年前にノーベル賞を受賞された田中さんは、高校の7年後輩です。
笑顔のすてきな人で、とても謙虚で、
作業服に身を包み、研究しているときが、一番幸せという人です。
これからも、命を救うための研究を続けてくださるでしょう。
追記
田中さんの研究は、タンパク質の構造を分析して調べる機械を作るということです。
「自分の頭で考え、自分の足で歩き、自分の手でつくる」・・・これがモットー!
「無理をしない、時間に追われない、でも、自分が好きなことには夢中で取り組むー
ーまさにいま注目されているスローライフだ」と著者の黒田龍彦氏はまとめています。
2002年12月発行 大和書房
おすすめの一冊です。