歌人で科学者の永田和宏さんが話してくださいました。
その際に、永田さんが担当されている朝日歌壇で、採用された歌の紹介がありました。
永田さんは、こういう歌を積極的に取り上げていらっしゃいます。
幼子が平気で近寄る蝮のよう特定秘密保護法案
松江市 T・Kさん 13・12・2
王様ははだかなんだと叫ぶことできない時代がやってくるんだ
茅ヶ崎市 K・Nさん 13・12・16
あの時に止められなかった大人達と未来の人から言われたくない
松阪市 K・Hさん 13・12・23
解っても解らなくても読まねばと前文切り抜く秘密保護法
日野市 O・Iさん 14・1・6
「遠き過去」が「近き未来」になりそうな素朴な怖れ秘密保護法
前橋市 W・Aさん 14・2・17
記事の量も歌も潮の引きしごと過去となりゆく秘密保護法
所沢市 K・Hさん 14・4・21
「しようがない」は日本人の悪いくせ九条原発秘密保護法
さいたま市 T・Hさん 14・5・19
わからへんなんぼ聞いてもわからへん平和のためにいくさに行くと
枚方市 I・Tさん 14・7・6
自らは侵略者だと言わぬもの誰もが自衛と言って始める
堺市 N・Sさん 14・9・15
十五年戦争を阻止できなかった人たちと同じ立場に今私はいる
狛江市 S・Sさん 14・10・6
九条が歩いていると評されて時に毒舌おたかさん逝く
香取市 S・Nさん 14・10・20
新聞が責められているされどされど萎縮するなら新聞の死だ
東京都 J・Hさん 14・10・27
秋灯下憲法九条読みなおす何度読んでも解釈はひとつ
前橋市 H・Hさん 14・11・9
あしたは投票日。
秘密保護法にも、解釈改憲にも、政党助成金にも反対している日本共産党が
大きく伸びてほしいと思います。