ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

声の力

2013-04-14 21:30:30 | 短歌

 

さくら花幾春かけて老いゆかん身に水流の音ひびくなり(馬場あき子)

 

 

先月中頃に申し込んでいた学習会に行ってきました。

たぶん行けるだろうと予想していたのですが、

堅いコルセットが取れて、軟らかいコルセットをして、

行ってきました。

 

馬場あき子さんは、昭和3年生まれの85歳の歌人です。

そんなご高齢とは思えないくらいお元気で、

張りのある声でご自分の歌を朗読してくださいました。

坪内稔典さんは、昭和19年生まれのもうすぐ68歳の俳人&歌人。

自作の俳句を朗読してくださいました。

 

そのあと、お二人で俳句や短歌のあれこれを対談されました。

一番心に残ったのは、「575」あるいは「57577」の定型が、

言葉をしっかり支えるんだということでした。

遊女が歌ってくれて初めて、良い歌と認められたことになったということ、

「老い」は尊いものだということ、悪lくはないんだということ、

俳句も短歌も、声に出して読むことで自分が読者になれるから、

そうする方がいいということ・・・・・いろいろ学びました。

 

 

エレベーターを降りてきたところに植えられていた花たち。

 

休憩を入れて、3時間ほど座っていました。

途中すこししんどかったですが、背筋を伸ばして座ると、

気持ちが良かったです。

 

 

 

 

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