もう一年くらいになるでしょうか?
途中、コロナのせいで中断しましたが、月一回のペースで
「ジェンダー学習会」をしています。
幸い近くに、退職された研究者が住んでおられるので、
講師をお願いしています。
第一部では、ジェンダー(性別の役割)ができてきた過程について
学び、いま第二部として、北欧のジェンダーについて学んでいます。
やがて、日本のジェンダーの問題点と改善の方法を学びます。
先月は、フィンランドの家族政策について学びました。
出産・親(両親)休業制度があり、母親手当・子ども手当があり、
「ネウボラ」という出産・育児の相談所があり、
保育所も充実していて、子どもと家庭に
とてもやさしい社会だということがわかりました。
きょうは、スウェーデンの家族政策の理念を聞きました。
2013年のジェンダー平等指数は、
1位アイスランド、2位フィンランド、
3位ノルウェー、4位スウェーデンと北欧の国が占めています。
このとき日本はなんと106位!→ 今は129位!! 嗚呼!
「男女とも、仕事・家庭・社会における活動に関して平等な権利・
義務・可能性を有する」……「男女は平等であり、経済的に
自立し、共同して家庭生活を営むこと」が根本にあり、
「こどもにとって最善の利益を目的とする社会政策」が
できている。
3枚の写真は、きのうの夕焼けです。
フィンランドもスウェーデンも女性や子どもに優しく、
ということは男性にも優しく、うらやましいなぁと思いました。
どこかの国と違い、「公助」が基本です!
主張
パラ・学校観戦
子どもたちを危険にさらすな
24日からの東京パラリンピックで、小中高生らが学校ごとに観戦する「学校連携観戦プログラム」を実施できるとした政府や東京都などの方針に批判が相次いでいます。東京五輪の際、コロナ感染の広がりで緊急事態宣言が出された都内などでは学校観戦は中止されました。コロナ感染状況は、五輪時よりはるかに深刻化しており、子どもを競技会場に動員するリスクはいっそう高まっています。菅義偉政権や小池百合子都知事は、子どもの命と健康を危険にさらす方針を撤回すべきです。
教育委員が反対を表明
学校観戦をめぐる方針は16日、政府、都、大会組織委員会、国際パラリンピック委員会の4者協議が決定しました。「保護者等の意向を踏まえて自治体や学校設置者が希望する場合」は実施が可能というものです。一般の観客については、コロナ感染の急増をうけて「無観客」を決めました。なぜ子どもについては観戦可能なのか、納得できる説明はされていません。
東京五輪開幕日の7月23日に1359人だった都内の新規感染者は、いまや5000人を超えています。専門家は「制御不能」と危機感を示しています。学校観戦を機にクラスターが発生しない保証はどこにもありません。
18日の都教育委員会の臨時会では、都の方針に対して出席した委員4人全員が反対を表明する異例の事態となりました。感染者急増のもとでのリスクを懸念する意見や、外出や帰省の自粛が呼びかけられているのに、学校観戦はマイナスのアナウンス効果になるとの指摘が出されたといいます。
政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長も「五輪開始時と比較すると今の方が、(感染の)状況はかなり悪くなっている。観客を入れるとはどういうことかを考えていただければ、当然の結論になる」(18日の参院内閣委員会)と学校観戦に疑問を示しています。
ところが、菅政権も小池知事も実施する考えを変えません。「しっかりした対策を講じる」とし、貸し切りバス利用や「密」を避ける座席配置などを徹底するとしています。しかし、多くの子どもを一堂に集めて移動させること自体、人との接触機会を減らすことが必要な感染対策とは逆方向です。
これまでかかりにくいとされた子どもへの感染拡大も顕著です。変異したデルタ株の影響とみられます。学校でのクラスター発生も少なくありません。夏休み明けの感染の広がりが心配され、首都圏では夏休み延長を決めたり、学校行事の延期や中止を求めたりする動きも出ています。デルタ株への警戒と対処が極めて重要な時期に、学校観戦の実施は構わないというのは、事態を楽観視させる誤ったメッセージに他なりません。
学校観戦をキャンセルする自治体も次々生まれています。しかし、参加の是非を自治体や学校、保護者に委ねるとしているのは無責任です。政府として学校観戦の取りやめを決定すべきです。
パラ大会中止の決断こそ
感染爆発の中でのパラリンピック開催はあまりに無謀です。政府は、期間中に1日最大270人の医師・看護師の体制を想定しており、コロナ対応の医療に負荷をかける危険も明らかになりました。パラリンピックは中止し、コロナ対策に力を集中すべきです。
(しんぶん赤旗より)
日本の国は、子どもの命も守れないのですね!
オリンピックの時より、感染者数が爆発的に増えているのに、
考えを変えないなんて、どういうことなんでしょうか?
政治を任せるには不適任の人ばかりですね!
コメント、ありがとうございます。
コロナ禍で自らの命を絶ってしまう女性が増えたというニュースは、
この頃報道されませんが、まだまだあると思います。
そういう人たちを助けるために動いてらっしゃる人もいますが、
まさしく「自助」「共助」なわけで、「公助」が届いていません。
「国民のために働く」とあったり前のことを言ったのに、できていない
情けない政府、替えましょう!
龍です🐉
日本のジェンダー平等指数が、
ガタっと下がってしまっているのが気になりますね💦
このコロナ禍でさらに下がる気がするのは、
私だけでしょうか❓️
夕日の写真、とても美しいです🌇✨