百日を過ぎても先は見えないよ 憲法二十五条はどこへ
憲法第二十五条
1)すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2)国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上
及び増進に努めなければならない。
きょうは、2時から「東日本大震災・原発問題ー講演と討論のつどい」に行ってきました。
日本共産党の参議院議員 大門美紀史さんから、被災地・被災者や原発・放射能の現状を
聞きました。
国会は、被災地置き去りの駆け引きを続け、運営は党利党略に流れ、「大連立」はやがて、
国会比例定数削減→消費税増税→TPP→憲法改悪に進んでいくという話から始まりました。
恐ろしい構図です。
被災地支援は、何をあっても急がれるものなのに、なかなか進まない!
瓦礫の処理を誰がするのかが、4週間経っても決まらなかったのは、誰が費用を持つのかが
なかなか決まらなかったそうで、呆れてしまいました。
大門さんが、国会で質問して、やっと「国がする」と言ったそうです。
そして、何より子どもたちの心のケアが必要だということ。
報道では明るい映像が流れるけれど、笑わなくなった子どもたち、隅っこで絵を描く子達、
「津波」という言葉に耳をふさぐ子どもたち。
復興は地元主体でやらないといけないのに、「復興ビジネス」なるものが進出しようとしていて、
それは、新自由主義「構造改革」路線になってしまうこと。
つまり、復興を機にもうけようとする企業が参入していくこと。
「復興税」と称して「消費税」を8%にし、3年くらいで定着させて、そのまま続けようと
企んでいること。
日本共産党は、増税はしないで、「復興国債」を提案しています。
これは、市場で売買する債権ではなくて、「助け合い国債」で預金をこれに振り替えてもらって、
国民も企業も応分の割合で出し合おうというもの。
一口3~5万円って、言うてはりました。
それなら、わたしにもできそう……と思いました。

ミル、カットしてもらってきれいになりました。
助けてもらって良かった!
原発問題については、福島は、五重苦に悩まされていると言われました。
地震、津波、放射能汚染、経済被害、精神的被害
県民の中にも温度差が出てきているという話は、切ないものでした。
たとえば、マスクをしている子としていない子がいたとすると、している子に対して、
「神経質になりすぎだ」と言ったり、親同士もそれで関係がおかしくなってたりとか。
「福島原発事故が明らかにしたものは、何か」
*他の事故にみられない「異質の危険」…ひとたび重大事故が起きれば、放射性物質が
外へ放出されてしまうこと。
空間的・時間的・社会的な危険と破壊…社会的に許容できる技術なのか?
「今の原発技術は、本質的に未完成で危険なものである!」
*放射性物質が閉じ込められない、冷却できなくなる危険性がある。
使用済み燃料を始末できない、こんな技術を使い続けてもいいのか?
数百年後の人類にまで、始末を押しつけるものである。
「世界有数の地震国・津波国に集中立地することの危険性」
*原発の構造物は、横揺れには耐えるが縦揺れには非常に弱い物である。
なのに、海江田さんは、きのう「停止しているところももう稼働していい」と言いました。
「安全な原発なんて、ありえない」
*安全神話への固執がこういう結果をもたらした。
「まず、原発からの撤退を決めよう! 5~10年以内に原発ゼロのプログラムを!」
*ドイツ、スイス、イタリアに習って、政治的決断を!
ただちに、原発縮小に踏みだそう。
「自然エネルギーと低エネルギーの社会に」
*国民の中に出てきた声を結集して、脱原発を実現しよう!
というようなお話でした。
どれもが納得できるものでした。
現地にボランティアに行った若者、議員さんのお話、親戚や友人がいらっしゃる方のお話など
も聞けて、身につまされる思いでした。
「もとの生活がしたい」・・・これが切実な被災された方の声です!
謝らなくてはいけないことが・・・
この間の花、マツバボタンじゃなくって
マツバギクっていうんだそうです。
ほんと、ごめんなさい。
これからはキチンと調べてから書きますね(~_~;)
取り急ぎお詫びを・・・
ミルちゃん、かわいい!
今日の記事、コメントしたいこといろいろあるのですが
また明日来ます~おやすみなさい。
そんなに慌てなくってもいいよ。
わたしこそ、調べないで載せてしまったし、ごめんね!
午前中は、織物に行ってきました。
夕方は、婦人科への通院です。
まだ、手の冷えが取れなくて(泣)
整形外科のセカンドオピニオンも受けてみようかな?
と考えているところです。
幸い息子が、「きょうオムライス作ってもいい?」と
メールで言ってきたので、任せようと思います。
こういう申し出は、二つ返事でOKです(笑)