来年公開の予定なのですが、スピンオフで見せてもらいました。
監督さんは、10年前に「標的の村~東村・高江~」を作られた三上智恵さん。
詳細は、また時間のあるときに書きますが、
南西諸島で次々と、戦争の準備が行われている実態を写しています。
胸が潰れるような思いで見ましたが、必至に抗う沖縄の人びとに敬意を
表しながら連帯の運動をしていかなければならないと思いました。
午後1時から4時までは、平日歌会でした。
17人でしました。
厳しい意見が飛び交う場です。
疲れた頭に栄養を補うためのケーキ。
ホットミルクティーとともに・・・
水俣病の認定がされていなかった、128人の人たちが認定されました。
大阪地裁できのう判決が言い渡され、「チッソ」に賠償を命じました。
病気に苦しみながら、裁判を闘ってこられた患者さんたちが
やっと救われます。
そして、対馬市では「核のゴミ」の最終処分場選定に向けた文献調査を
受け入れないと、市長が判断しました。
このふたつは、明るいニュースとして書いておきたいと思いました。
きょうの潮流
本紙電子版が始まり5年余りがたちました。紙媒体では届かなかった人たちに、じわりと浸透している実感があり
ます。
▼デジタル化がすすむ社会に向けて発信するためにペンをスマホに持ち替えよう―。インド北部ウッタルプラデシュ
州にある新聞社は、7年前から独自のビデオチャンネルを開設。紙媒体からデジタル配信に移行しました。その転換
期に、記者たちの活動を追いかけたドキュメンタリー映画「燃えあがる女性記者たち」が公開中です。
▼この新聞社の運営、取材に携わるのは、全員カースト最下層の「ダリト」に属する女性たちです。家父長制が色濃
いインド。女性であり、ダリトである彼女たちは、複合的な差別にさらされながらも奮闘しています。「私たちの仕
事は世の中とのたたかいでもある」と社会変革をめざす姿に胸を打たれます。
▼スマホを手に記者が足を運ぶのは、農村の現場です。ダリト女性に対する残忍なレイプ事件、違法の鉱山事業…。
「あなたのニュース、あなたの言葉で」をキャッチフレーズに声なき声をすくい上げ、問題の根源を追及していきま
す。
▼記者たちの原動力は、民主主義を支えるというジャーナリストとしての使命感です。「メディアに人権を守る力が
あるからには、それを人々の役に立てるべきだ。責任をもって正しく力を使う」。そうでなければ金もうけにすぎな
くなると。
▼映画から学ぶことは多い。権力の監視と真実の報道―。ジャーナリズムの精神をどう貫く。私たちも日々試されて
います。
(しんぶん赤旗より)