お盆の前にと、印刷所のみなさんが
がんばってくださったんでしょうね。
1冊の歌誌「塔」ができあがるまでには、
たくさんの人の手と頭脳が働いています。
ありがたいことです。
さて、5月に投稿した歌です。
5首、選んでいただきました。
青空にみどりを溶かし込むやうに芽吹きて伸びる並木のいちやう
マスクして散歩する道 街灯に白く桜が浮かび上がれる
おづおづと咲き初めたるや見る人の少なき街のナンジャモンジャは
五倍デー特売デーもなくなりぬ床にペタペタ足型つけて
レシートとお釣りは皿に置かれたり触れ合ふことをことごとく避け
私の大好きな果物 いちじく と プルーン
生協では、現金でなくチャージしたカードで支払います。
5首目のようなことは、近くの薬局で起きています。