ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

「塔」6月号の歌

2021-06-15 19:46:30 | 短歌

テーブルの上に置いてみました。

 

 

        「熱っ」「熱っ」と言ひつつ食べる味噌ラーメン昨夜(ゆふべ)の鍋の野菜を載せて

 

      「伊勢エビのエキスたっぷり」赤き字が袋に踊る ほんのり香る

 

      灯台の前に広がる水平線、欠席ふたりを思ひつつ眺む

 

      二日間水に漬ければ膨らみて鍋いつぱいの大豆一キロ

 

      五時間を炊きつつ目守る富山からずんだ袋にやつてきた豆

 

      ぐにぐにと潰してゆけば足裏によみがへりくる泥田の温さ

 

                       下の3首は味噌作りの時のものだけど、

                             ボツの歌があってわからないのでは?(悲) 

 

 

     きょうの潮流

 新型コロナウイルス感染の拡大が始まり1年超。市民の困窮に深刻さが増し、2020年度の生活保護の

 申請件数と利用開始世帯数が増加に転じました。リーマン・ショックの影響を受けた09年度以来です。

▼「私は食べなくてもいいけど、2人の子どもたちにひもじい思いをさせたくない」と話すシングルマザー。

 新型コロナの影響で収入が激減し、所持金がわずかに。今年、生活保護の申請をしました。

▼福祉事務所は申請者の親族に扶養可能か照会をかけます。コロナ禍で厚生労働省は運用を改善し、扶養義務が

 期待できない親族には照会しないことに。相談にあたっては丁寧な聞き取りと寄り添った対応を求めています。

▼ところが女性は申請時に、扶養照会をしてほしくない理由を問いただされました。父親からの暴力、きょうだい

 からの精神的な嫌がらせ…。7年も前に離婚した理由まで。福祉事務所の担当者はさらに、生活保護費は税金

 だと何度も繰り返したと。

▼家庭訪問時には、間取りの確認として風呂、トイレ、押し入れの中まで確認されたと話す女性。尊厳を踏み

 にじるような態度に「同じ人間として見られていないように感じました。これから生活保護を利用する人には

 同じ思いをしてほしくない」と。

▼20年度の申請件数が増えたとはいえ、前年度比で2・3%。生活保護は“恥”とする偏見と福祉事務所の不適切な

 対応が足かせになっています。困窮者がためらわずに利用できるよう、今こそあたたかいまなざしと改善が

 必要です。

                            (しんぶん赤旗より)

 

 

 

  

 


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