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マハロ船長の航海日誌2

余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅶ)

シーマーチン(ディンギー)を楽しんでいた頃、しばらくしたら前のヨットでの先輩から「理想のヨットを見つけたので一緒にクルーにならない?」という誘いを受けて再度クルーになったのが横浜のYCC(岡本造船所の船だまりに浮かんでいた)”グーンエラン”という艇名の38ftスループ型ヨットです。


江の島で乗ったケッチは、総木造の台湾製クラシック・ヨットでしたが、グーンエランは香港の名門チョイリー造船(Cheoy Lee shipyard)の建造によるもので、ハルは頑丈なFRP製で、その他はマストもデッキもキャビンも総木造の堅牢な造りのヨットでした。
ところで、私を誘ってくれた先輩は、大学時代は神戸のほうで52ft木造ケッチのクルーに乗っていた骨の髄からクラシックヨットラバーなのです。そのヨットにはアーサーランサム全集が揃っていて、おそらくオーナーも相当なクラシックヨット好きだったのでしょう。
(52ftケッチ同型艇)

私も2艇続けてクラシックタイプのヨットに乗ったせいで、その後のヨットライフの方向性が決まった気がします。


岡本造船の船だまりでのクルー経験は、オーナーもボースンも先輩クルーも周辺のヨット乗りも潮っ気ある人達で、本当に良い経験を積むことができたと思っています。
(続く)

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